商業高校はどんな風に学んで行くのですか？ 私は普通科を卒業していますが商業高校はどういう風な感じなんですか？ …

Question

商業高校はどんな風に学んで行くのですか？

私は普通科を卒業していますが商業高校はどういう風な感じなんですか？

例えば私は簿記３級を独学で学びましたが商業高校は簿記習いますよね。

独学の場合、というか私の場合、定義を頭に詰め込んで出てくる言葉を大雑把に覚えていくイメージですが、商業高校は例えば現金や小切手や有価証券などをその内容まで詳しく学んでいくのですか？

なにが気になるかというと、
私は簿記を勉強はしましたが、実際に仕事では使いません。
実務となると簿記を独学で学んだ人と、高校の授業で学んだ人とは理解や処理の早さで差が出るのかなと考えるのです。

また商業高校だと日商や全商簿記試験は受験するのが当然ですか？

私自身、商業高校に入りたかったのですがギリギリでしたので確実な高校を受験・入学でしたが、普通科や文系学部を出て、実務の知識が何もないことに勿体なさを感じています。
(何も身になることをしなかった私自身に責任あります)

それにくらべ商業高校出身の方は高卒の方でもかなり事務仕事や考え方が出来ていると感じました。

読みにくい文章で恐縮ですが私が取得した簿記３級は無駄にならないと信じたい。
そしてこれから学んでいく自分の子供には進学で迷ったときにアドバイス出来るよう商業高校がどんな感じなのか教えていただきたいです。

長々と駄文、失礼いたしましたが皆さんの知識や経験を教えて下さい。

独学で簿記や会計を学びお仕事なさっている方もご意見いただければと思います。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

現在商業高校に在籍しています。日商簿記２級・全経簿記１級・全商簿記１級取得。
なので大体はわかります。

商業高校では普通の高校がカリキュラムとして組んでいる教科（現代文・数学など）はちょっと齧った程度しかしません。それ以外を資格取得の時間へ仕向けます。
商業高校では簿記を早速習いますが、検定の勉強を坦々と予備校のように進めます。なので実務に商業高校を出たからといって高校の授業が全部が全部結びつくわけではありません。ただ、実務を模した授業を展開します。それは小切手・伝票・帳簿作成などです。ちなみに会社での実務と日商簿記検定のような試験は根底は一緒かもしれませんが企業で独自の簿記の形式があるのでだいぶ違います。
商業高校から早速、大企業の経理に勤める人もいます。それくらい商業高校の生徒は期待されているのかもしれません。私自身は自覚がないのですがそれだけ求められているということは商業高校では色々と基礎から学べるものだと思います。
商業高校生は全商を主に勉強します。また、意欲がある生徒に対しては選択授業で日商簿記２級程度は教えます（尚、強制的に日商簿記２級まで教える学校もあり）。
唐人の寝言みたいな文章になってしまいました。参考になったらうれしいです。

Answer 2

商業高校出身です。

在学中に、日商簿記1級 全商簿記1級 全経簿記 2級まで取得しました。
うちの学校は、卒業までに
最低、全商・全経2級合格
基本は、日商も2級合格
というスタンスでしたので、クラスの中で2級を持っていない生徒は
いませんでした。
半数以上が全商・全経の1級は持ってて当然でした。

また、授業も、会社・銀行・郵便局などの業務を実際行いながら
（おもちゃ銀行のようなお札や証券類もちゃんとありました）
実際の業務に近い形で、やりとりをするような授業もありました。

私は事務系に進んでいないので、直接簿記の知識が役に立つわけでは
ありませんが、ステップアップとして
他の資格を取得していますので、無駄にはなってなかったと思ってます。

ただ、事務系に就職したまわりの友達などがぼやいていたのは、
実務簿記と検定の簿記は違うということ。
持っていると確かに知識としてはなりますが、実際、企業での
即戦力とはならないということ。
商業高校出身者でもそのように感じているようです。

一般的に就職などで評価されるのは、日商簿記2級からのようで、
全経・全商は、日商より下位ランクに見られています。
取ったからといって、正直な所、評価もあまり感じられなかったです（汗）

それでも、先輩たちの行いがよかったのか、企業からの評判もよかったのか、
就職決定率は、かなり高かったです。
私はそんな中で進学したのですが（笑）