市役所での配属先について

Question

市役所での配属先について市役所はたくさんの部署を経験できるように、頻繁に異動があると聞きます。

配属先の部署は対象者の能力によらないのでしょうか。

たとえば、税理士や会計士、司法書士、弁護士などの専門知識がある人は総務（法規）や財務、会計に配属した方が人材の有効活用になると思うのですが、実務ではどうなっているのですか？

Answer 1

ある県で「スペシャリスト」、「ゼネラリスト」どちらを育てるかという議論をし「ゼネラリスト」に落ち着いたと記憶しています。
①スペシャリスだと他の部署では使いにくく、特定部門の異動しかできない。②弁護士や公認会計士などの専門家なら必要い応じて業務委託すれば良い。が理由だったと思います。

弁護士や公認会計士を雇用している市役所は全国的に多いとは思いませんが。

Answer 2

専門性の高い人事をすれば、同じ部所に長く配属されることになります。
同じ部所に長く留まると、癒着や談合などの温床になると考えられていました。
いろんな部所をまわったほうが、それぞれやってきた仕事を活かせるのでは…という建前もあります。

その結果、中途半端な人材が増え、結局無駄がたくさん出ます。

現在では「適材適所」を考えた人事をするとうたってるところもありますが、蓋を開ければそれほど変わりないように思えます。