解決済み
児童福祉に関わる仕事について教えてください。自身の育児の中で、こども虐待や母子問題をサポートできるような仕事に就きたいと思うようになり、いろいろ調べています。 私自身育児に煮詰まってしまった時など、保健センターの方が訪問してくれたり電話で話を聞いてくださったりして随分支えてもらいました。一人で追い込まれているお母さんが少しでも心楽になれるようなメンタルケアやサポートをしたいという気持ちです。 自治体のファミリーサポーターへの登録も検討しましたが、これは家族の反対もあり断念しました。 (自宅でよその子供を預かることへのリスクや、責任問題などです) 年齢的に公務員試験は受けられませんし、院卒が必要な臨床心理士の資格を取るのは困難ですが、 とりあえず足がかりになるかと思い、来年保育士資格を受験します。 短大卒、未経験でこのような仕事への道はあるでしょうか? 一生ものの仕事にするつもりで考えています。 詳しい方いらっしゃったら教えてください!
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臨床心理士をしています。本気でやりたいと考えているのであれば、考え方を変えていただきたいところもあるので、厳しいこともまず言わせていただきます。 ・経験もない ・臨床心理士もムリ(つまり大学院で専門的な勉強をしにいくこともない) ・責任問題は回避したい ・だけど虐待や母子問題など深刻なことを扱いたい あなたをかつて支えた人は、そんなことを言っていましたか?違うでしょう。保健センターの職員、おそらく保健師でしょうか?専門の観点からのアドバイスや、きちんとした責任をもった対応をしたはずです。臨床心理士じゃなきゃいけない理由は当然ありませんが、強固な知識が必要です。自宅のボランティアでも仕事でも、責任は常につきまといます。 人を支えるためには、志だけでは足りません。ましてや、一人で追い込まれている人を助けたい、支えたい……そんな「危機」にある人にヘタをうったら取り返しのつかないことだって想定しなければならない。前述のとおり、専門知識だって必要で、非常に責任の重い仕事です。気持ちだけで仕事ができるなるなら、医師も看護師も心理士も児童相談所もいりません。 人によっては、私の考え方は厳しすぎるように見えるかもしれませんが、少なくとも、人に関わる以上、それだけの覚悟と責任をもたなければならないと考えています。 ネガティブなことはこのくらいにして、具体的に考えてみましょう。 児童福祉に関わる仕事ですが、これは非常に多くの領域があります。何も、児童相談所の職員(公務員)や、保健師(看護師資格がないとダメ)、臨床心理士、社会福祉士だけが、子どもの福祉にかかわっているのではありません。 あなたが受けようとしている保育士も、けっして足がかり的なレベルではなく、大事なサポートです。虐待の第一通報が保育園であることはよくあります(逆にいえば、保育士にはそういう兆候を見逃さないことが求められます)。また、日常の子育て支援に保育士が関わることは、非常に重要なことです(子どもの発達をよく観察していることが大切で、場合によっては障害をもった子や、その親の相談も受けます)。 保育士を極める、というのも一つの道だと思います(むしろ、来年保育士を受験するのは、かなりいいところに目をつけていると思います)。極めるために、例えば地域の心理士会が主催している研修会や(必ず役に立つと保障しきれないところが申し訳ないのですが)、保育士対象の研修会、発達心理学の知識、虐待防止の知識などをさらに追加して勉強していくという手もあります。 保育士は、保育園だけではなく、児童養護施設でも必要な職種となっています。 公務員の受験資格がない年齢であれば、臨床心理士であれば、大学に行ってから大学院を出るので、短大での単位を認める形で短縮ができても、確実に4,5年はかかるので大変ではあります。しかし、そうしている人もいることはいます(事実として)。間違っても、おかしなカウンセラー養成講座などには引っかからないようにしてください。 相談援助業務の中で力を発揮するのは、臨床心理士だけではなく、社会福祉士も援助業務を担います。これは通信でも取得できますが(実習やスクーリングはあります)、決して合格率が高くはなく、25%前後です(これは、とりあえず受けとくか的な人もいるので、押し下げられている側面が強いです)。しかし、公的機関に就職を考えようと思うと、やはり年齢がネックになってくるかもしれません。 保健師は、看護師の試験に合格した上で、さらに保健師養成課程を経て、さらに保健師の国家試験を取る必要があります。 私に思いつくのはこの程度です。がんばってください。
なるほど:9
私は、そういった方々が集まり、NPOなどをやると活動としてもやりがいがあり、地域のでの活動にも自由が利きますので、メンバーを集め、団体を作るべきだと考えます。もちろん知識やお金などは多少必要になりますが。 すでにいくつかの団体(育児中のお母さんたちの団体や過去に育児経験のある人たちのなど)がありますので、地域は別かもしれませんが、色々調べてみるといいと思いますよ。調べ方のコツは、調べたい地域のボランティア募集のサイトなどから直接アクセスすると、いいかと思います。
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