経理の実務経験がない人が日商簿記の試験を受けても時間とお金の無駄だと思いますか？

Question

経理の実務経験がない人が日商簿記の試験を受けても時間とお金の無駄だと思いますか？

２０代の若者なら経理の未経験でも受験してもいいけど、３０代以上の経理未経験なら簿記の試験を受けるのは無駄だと思いますか？

補足

３０代以上になると転職では資格より実務経験重視だから、実務未経験の資格を取っても、今までの職歴以外の職種に転職は無理だから、資格が無駄になりませんか？

Answer 1

おそらく簿記の知識が経理にしか使えないと思ってらっしゃるのでしょうか。
技術屋が原価計算に知識があれば、工程の無駄を省いたり、低コストの製品を作るのに役立ちますし、管理職も知っていれば財務諸表をある程度は読む力ができるので、経営管理に役立ちます。
最近は決算書をHPで公表している会社が増えてきていますから、企業相手の営業なども相手方の研究ができますしね。
だから経理以外にも使えるんです。
ですから、３０歳以上で簿記の勉強をしてムダってことはないです。
むしろ管理職になっていく人には知っておいて欲しい知識だと思いますね。

以前、ある会社の技術職に応募したとき、私は日商２級を持っていた（それと建設業経理２級が結果待ち）ので、非常に評価してくれた記憶があります。
当然ながら、技術屋ですから一般的に経理部が担当するような実務経験は全くありません。

Answer 2

知識が得られるという意味では無駄ではありません。

いきなり実務から入ると逆に苦労すると思いますよ。

Answer 3

30代以上というと結構幅がありますが、2級であれば不可能ではないでしょう。実際、40代で2級を経理未経験の方が取得していました。

ただ、根本的に資格取得に不向きな人には、むずかいいかも

（補足）
簿記の資格は、それを持っていたから何かができるとかできないという類のものではなく、知識レベルの目安のようなものだと思います。商売に携わる以上、どんな職種であれ損益を意識しなければならないわけで、簿記の資格があることによって、その知識があることをアピールできると思いますし、実際役に立つと思います。