司法試験に3回失敗して、受験資格を失った人たちについて 私の友人は公務員試験を受けまくって、唯一合格した警察官になりました。 また、他の友人は弁護士事務所に事務員として就職しました。 就職先が決まっていない方も多いことでしょう。 お気の毒に思います。 .
司法試験に合格して、司法修習を無事に終えた方のうち2割くらいが裁判官、検察官になり、あとの大半の方は弁護士(一部、学者の道や留学の方もいます)。 弁護士になるかたのうち、過半数は、法律事務所に就職しているようですが、企業や官庁に就職する方もおられます。 ニュース等で取り上げる就職難は、これらに就職できなかった方たちで、多くは、法律事務所で先輩についての修行期間がないまま、自分で法律事務所を立ち上げて独立開業しているはずです。 もともと、弁護士資格は独立開業が前提でしょうし、司法書士や行政書士などでは、研修後、独立開業が普通に行われていますので、弁護士の世界も、特別な存在ではなくて、他の士業と似てきたといえるかもしれません。 受験資格を失った方は、改めて人生設計を考える必要がありますね。 ただ、旧司法試験のころは、合格者の平均受験回数7,8回でした。10年以上合格できないままで、他の道を考えるには手遅れで、延々と受験を続ける方も大勢いました。 それを踏まえると、現在の受験制限は、司法試験を断念して、新しくやり直す時間的余裕が残されているのではないでしょうか。
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