２級建築施工監理技士試験に関して。

Question

２級建築施工監理技士試験に関して。こんにちは。２級建築～試験についての質問です。

私は、昨年建築・建設業界に転職してきました実務１年の新人です。大学は建築学科を卒業しておりますが、これまで違う分野の仕事をしていたこともあり、知識が記憶として残っていないのが実状です。

そこで、仕事上での実現場での学習と共に、知識の面でも少しでも向上を図りたいと考え、今年の２級建築施工監理技士試験を受験します。今後、段階的に１級試験も受験しようと考えています。

現在は、２級建築施工監理技士の過去問題集を購入し、独学で勉強中です。

が！とりあえず過去問（学科試験）を助け無しで２年分ほどやったところ、２年分共に正答率が６割ギリギリでした。学科試験の合格基準（最低ライン）が６割とのことですので、学科については勉強次第で何とかなるかもしれないと考えています。
問題は、実地試験です。正直なところ、さっぱりわかりません。何をどのように記入すればいいのか…。経験記述も、その他の記述もさっぱりです。一応、解説を読んだり上司に聞いてみたりするのですが、現場経験がほぼ無い状態では、実地合格はムリがあるのか…と思い始めています。

そこで、試験経験者の方（または受験予定の方）に、質問がございます。

学科試験について
①合格最低ラインが６割ということですが、これは間違いないのでしょうか？また、その他に学科合格の基準はあるのでしょうか？（例えば、全体で６割以上の正答率+各パートで何割以上の正答率が必要、といったような。）
②過去問を繰り返しやるだけの学習で大丈夫でしょうか？他にもよい勉強方法があれば、教えて下さい。

実地試験について
③実地試験の解説なんかを読みますと、「実際に現場経験が豊富にあるように記入」という言葉がよく出てきます。これは、記述表現の問題なのでしょうか？何か記入方法の『コツ』みたいなものはありますか？
④何か、よい勉強方法があれば教えて下さい。

以上、よろしくお願い致します。

Answer 1

私は2級建築施工管理技士（建築）と1級建築施工管理技士の両方を取得しました。

＞学科
①学科試験は6割以上合格で間違いないですが、他の施工管理技士試験をみると若干の補正はありますが、勉強次第で7割以上取れる試験ですので大丈夫だと思います。
②解説と過去問がセットになった参考書がお勧めです。過去5年の問題で全て正答できるだけの力が身に着けば合格できるはずです。

＞実地
③実地試験は施工経験記述（論文）と用語（説明）、ネットワーク工程表、虫食い（仕上げ）、虫食い（建設業法）に分かれています。

④施工経験記述は品質管理（塗装や防水、コンクリート等の品質管理）や工程管理（工程の調整等）、安全管理（足場や高所作業等）、そして副産物（抑制、保管）の論文を作って試験を受ける必要があります。
何の準備無しに受けるのは無謀です。
用語は14個の用語から3つ選らんで説明するものである意味ボーナス問題です。
ネットワーク工程表はクリティカルパスとダミーについて理解していれば簡単な問題です。
虫食いは広範囲にわたるので勉強は難しいですが過去問の解説で知識を身につけましょう。
建設業法は建設業法の法律に目を通して下さい。労働関係の法律に比べて範囲が狭いので目を通すのは可能でしょう。

実地試験のウェイトは論文です。いくつか論文を作成して上司に見て貰いましょう。
感覚としては報告書を書いてる気持でＯＫです。

Answer 2

「合格最低ラインが６割」と言うのは、どこで聞かれたか知れませんが、最低は8割くらいと思って勉強をされたが良いと思います。
過去問を繰り返しやるだけの学習で大丈夫でしょうか？との事ですが、大丈夫です。むしろ昨年、一昨年に出た問題は「出ないと思っていい」のではないでしょうか。
実地試験には、専門用語を入れた文章作成にこころがけて下さい。
出題には、一定の周期で同じような似通った問題が出ていますね、過去問をされているならもうお分かりかも知れません。
今年出そうな問題が判ると思いますよ。

私は、独学で１級建築施工監理技師に合格しました。もう１０年ほど前ですので役に立たないかと思いますが、参考になればと思い書かせていただきます。
過去問集をやりまして、一日４０問くらいをときました。（ノルマ）時間があるときは８０問。やっているうちに、「何回やっても間違う問題」があるのに気がつきます。後は、その問題の中で出そうな問題（自分で判断するしかありません）を根気強くやってください。
点数として一覧表をつけるのをお勧めします。必ず点数が上がりますので、やる気もましますよ。
頑張ってください。 合格お祈りいたします。