解決済み
自衛隊のこと詳しく分からないのですが、教えてください。 自衛隊のヘリコプター、コブラの教官って、大卒とかでないとなれないのでしょうか? 教官って、位がかなり上なんですか?
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現職の陸上自衛官です。 AH1-S対戦車ヘリコプター(コブラ)と限定してあるので、陸上自衛隊の場合についてお話します。 陸上自衛隊の場合、航空自衛隊や海上自衛隊のように公募で航空学生を募集していません。 陸上自衛隊のパイロットになるためには、陸曹航空操縦学生課程に進まなければなりません。 では、陸曹航空操縦学生課程に進むためにはどうしたら良いかと言えば・・・ まず、陸上自衛隊に入隊し、3等陸曹まで昇任しなければなりません。 3等陸曹に昇任後、さらに1年経過してやっと陸曹航空操縦学生課程の受験資格(受験資格は受験する年の1月1日以前に3等陸曹に昇任した26歳未満の者)が得られます。 防衛大学校・一般大学卒の幹部自衛官が任官後、航空学校で教育が実施されている「幹部航空操縦課程」を経て操縦士となるケースもありますが、人数は極めて少ないです。 陸曹航空操縦学生試験は、方面隊によって細部試験日程が異なりますが、4月上旬に1次試験(学科)、6月に2次試験(適性検査、身体検査、体力検定、面接)が行われます。 これに合格した者は「陸曹航空操縦学生」を命ぜられ、1月または6月ごろに航空学校の「陸曹航空操縦課程」に入校します。 そこで9ヶ月間、前期教育と呼ばれる一般基礎学・専門基礎学、一般教養と操縦に必要な知識などの学科を学び、前期教育終了時に操縦するヘリコプターの機種(UH-1またはOH-6)が本人の希望及び適性等で決定されます。 残りの12ヶ月を後期教育と呼ばれる操縦教育で、実際にヘリコプターに乗って操縦方法などを学びます。 10月または3月ごろに航空学校を卒業。 ここでウィングマークを取得し、配属人員計画と本人の希望により配属部隊が決定します。 その後、約2年間の部隊勤務を経たのち、陸上自衛隊 幹部候補生学校で約6ヶ月間の幹部自衛官教育を受け、卒業後に操縦士としての勤務に就きます。 陸曹航空操縦学生の割合は、自衛隊生徒(中学校卒業者を対象に試験を実施)から3等陸曹になった隊員が最も多く、次に一般曹候補学生(高校卒業者を対象に試験を実施)出身者が大半を占めています(ただし、自衛隊生徒および一般曹候補学生制度は制度の変更により現在では募集をしていません) 近年では女性の航空操縦学生の採用(ただし、対戦車ヘリコプター以外)も行われています。 ちなみに、飛行教官は概ね1等陸尉以上です。
なるほど:1
陸自のコブラの場合、中卒でもなれますよ? 中学卒業後→自衛隊生徒入校→曹昇任後、陸曹操縦過程入校→パイロット資格取得→いずれは教官へ 位は佐官クラスでしょう。
自衛隊には、海自、陸自、空自がありまして、それぞれ違います。自衛隊にパイロットなんて存在しません。搭乗員です。
聞いた話で申し訳ありませんが、教官になる為には、それなりの心・技・体がないとなれず、勿論ですが、実務経験が必要になります。 飛行機(旅客機)の何万時間という基準と同じ意味あいになりますかね。 私の知り合いの父親は、高卒からなったようですが(整備の教官に)、ノンキャリで苦労したような話は伝え聞いていますね。 親族談になりますから、美談になって居たとしても、それだけは苦労すると思われますよ。
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