宅配ピザのアルバイト（デリバリー）について

Question

宅配ピザのアルバイト（デリバリー）について高校二年の男子です。デリバリーのアルバイトをやりたいので、三日前に原付免許を取得しました。しかし、私はバイクを持っていないため講習で受けた技術しかありません。原付の運転は速くなった自転車みたいなものなので、大丈夫だとは思いますが。。。デリバリーで初公道は危険でしょうか？働きたいアルバイト先は高校1年生からＯＫ！と書いてあるので取得してから1年経っていなくても大丈夫です。どうしてもやりたいのですが、危険でしょうか？よろしくお願いします。

Answer 1

某飲食チェーン店にて店長をしています。かつて宅配ピザでも店長をしていました。
高校生で原付免許を取りたての子を採用、教育したこともありますし、普通免許（クルマの免許）だけの原付未経験者の指導も行ったこともありますし、採用した人の所持免許とキャリアなど様々です。
現在は、ジャイロ（３輪の屋根無しのやつ。ピザーラはこれが多い）、キャノピー（３輪の屋根が付いているヤツ。ドミノピザはほとんどキャノピー）の他、ギア（２輪です。ピザハットによく見かけるかな）が主流と思います（近年の傾向はよくわかりませんが）。
キャノピーは下手をしたら２５０ｃｃ並みの重さがあります。また２輪のギアでも、後ろにピザBOXを積んでいるため、通常の２輪とは感覚が異なります。３輪は２輪と違い内輪差が発生するので、所謂スクーターとは別物と認識してもらって良いでしょう。
ということで、私が店長をしていたときは、どんな免許を持っていようが、必ずバイクの運転練習はさせていました。もちろん、公道を使ってやらねばならないので、比較的交通量の少ない店舗から近い道路など、その店の近いところで独自に練習ルートを設けていました。
貴方が務める店にそういうのがあるのかどうかは存じませんが、宅配ピザの店長が一番おそれるものは事故です。
自分の店のアルバイトが事故を起こして亡くなったとか、死なないまでにせよ、大けがを負ったとか、加害者になって相手を死傷させてしまった。こんなこと絶対に起こしたくないです。もちろん、大きな事故が起こる確率というのは軽微な事故に比べれば少ないですが、バイクを走らせていれば、事故の確率はゼロには絶対ならない。という認識でいます（少なくとも私は）。
チェーンによっては、無事故運動とか、無事故にするためには、みたいな取組をしているところもあるみたいですが、私は、事故はゼロには絶対ならない、事故の確率を下げるために店長とデリバリーのスタッフが何をできるか、何をすべきか、というのを考えて店長をやっていました。

ちょっと話がそれましたが、所詮は原付です。大部分の高校生の男の子の運動神経があれば、動かすことは簡単にできます。スピードも６０ｋｍも出ないので、スピードに慣れるまでも早いでしょう。ただ、バイクを思い通りに動かせることと、事故が起こらないようにすることは次元が違います。

＞原付の運転は速くなった自転車みたいなものなので、大丈夫だとは思いますが
この発想は危険です。「速い」が危ないのです。速いと、万が一の際の反応速度はより高いものを求められるし、制動距離も長くなる（気付いてからブレーキをかけて止まるまでの距離）。また、特にキャノピーは車重があるため加速も良くなく、加速して危機回避するということはしづらく、いかに思い通りに止まれるか、止めることができるか、というのが求められてきます。

ただ、先ほど書いたように、動かすだけなら容易いものです。
貴方が、どういう注意をすべきで、どういう危険性がある。というのをしっかりと認識できれば、事故の確率は必ず下がります。
それには、務めるところの店長の能力というのも少なからずあるのですが、店長の言うことをどれだけ実践した運転ができるか。
そこにかかっています。

バイクを扱う仕事というので、不安を抱くのは分かります。しかし、今日も多くのデリバリースタッフが、日本中を駆けめぐっているのです。宅配ピザで言えば、３強（ピザーラ・ドミノ・ピザハット）だけで約１０００店舗。平日の今日、１店舗平均３人（ちょっと少なめに見積もってみましたが・・・）いたとして、３０００人のデリバリースタッフが走り回っているのです。１年間でどれだけの数字になるでしょう。それでも、事故が多いという噂はあっても、事故死した人が大量にいるなんて聞いたことないでしょう。
店長さんにかかってるところは大きいのは否定しませんが、むしろ安全運転に厳しい店長さんのところで働くことができたら、そこで貴方は一生ものの運転意識を与えられると思いますよ。

大変かと思いますが、是非、トライしてみてください。

Answer 2

雇用してくれるのであれば、大丈夫なのでは、
運転しているかぎり、事故はつき物です。