解決済み
製薬会社や化学会社での技術職とは具体的に仕事内容は・・・。無知でイメージが湧きません。研究職や営業やMRはなんとかイメージが湧くのですが。また、研究職と技術職の違いもよくわかりません。
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企業によって用語の使い方に違いがあると思いますが… 化学会社の場合、 化学合成を例に挙げると、研究職は、今までにない新しい化学合成の方法を創り出す仕事です(ミリグラム単位で)。 技術職は、それを工業的スケール(トン単位)で製造できるように、 攪拌条件や圧力、温度、などを、採算性を考えながら最適化する仕事です。 どちらもとても重要です。 製薬会社の場合は、新しい化学物質を合成して(ミリグラム単位で)、 試験管の中や、ネズミなどに投与して試してみるのが研究職の仕事です。 薬効を示す仕組みを解明するのも、研究職です。 技術職は、合成されて、試験管内やねずみには効くことが判明している化合物を、 キロ・トン単位で合成する方法を採算性を考えながら最適化する仕事です(同上)。 さらに、それをヒトにどうやって投与するか、 (錠剤、粉末、目薬、塗り薬、吸入剤など)を考えて、 化合物が分解せず、ヒトに吸収されやすいような形態で市販できるような仕組みを 構築するのが仕事です。どちらもとても重要です。 いずれの業界にも言えることですが、 研究職のほうが新しい分野を手がけますが、実用化までこぎつけられることは少ないです。 技術職は、実用化を前提に仕事していますが、新しくはありません。
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