現在私はアメリカに住んでおりますが、将来日本に帰って民宿をしたいと考えておりますが、どのような資格、許認可が必要なんでし…

Question

現在私はアメリカに住んでおりますが、将来日本に帰って民宿をしたいと考えておりますが、どのような資格、許認可が必要なんでしょうか？

よろしくお願いします。

Answer 1

営業許可申請について
民宿を始めるには、「簡易宿泊営業」の許可を受けなければなりません。
まずは、消防署、保健所の許可及び食品衛生責任者の資格が必要となります開業時に関係する法令の関係機関へ相談し、必要な設備や手続きについて確認します。確認後、施設の整備をしていきます。

食事を提供するならば、”調理師”・”栄養士”の資格を持っていない場合には知事がしていする講習会へ行って必ず許可をもらっておきましょう。
「食品衛生管理者」を置かないといけない場合もあります。
保健所に提出する申請書類 -
* 保健所所定の申請用紙に施設の概要等を記入する。
* 添付書類：
宿の平面図、立面図、玄関帳場の構造設備の詳細図、施設の位置を
示した周囲の見取り図など。（業者に依頼 or 自信があれば自分で作成）
* 建築確認通知書及び検査済証書
* 消防法令適合通知書（消防署の立入検査合格後に発行）
* 水道でない場合は、水質検査済証明書などが必要となります。
* 食品衛生責任者資格の取得。
* 不慮の出来事に備えて食品衛生協会に加入。（任意）

客室は営業をするための規定面積以上なければならない。
調理場も専用調理場が別途必要。 トイレも規定数必要。
定員は広さに応じて最大公約数が決まりますので、独断で増やせない。
避難誘導灯及び消化器は見える位置に必要数設置。
カーテン、カーペット類は防炎加工のモノ以外は不可。（要防炎シール）
調理場のガス警報器設置・・・など、
設備に関してはいろいろ細かな規定があります。

詳しくは、管轄消防署、保健所にて丁寧に指導してもらえます。

提出書類すべてを揃え申請をした後、保健所の立ち入り検査に合格すれば、
晴れて営業許可がおり、後日「営業許可証」が届きオープンとなります。