公務員試験って具体的に何ですか？

Question

公務員試験って具体的に何ですか？バカな質問ですいません。昔から「公務員試験」という言葉はよく耳にするものの、身近には関係のないことだったので無知なままです。
知人が先日、「そろそろ就活始まるし、公務員試験の勉強をしなきゃ」と言っていたのですが、公務員試験とは、それ一つの統一された試験で、合格すれば「公務員」という資格がもらえるのですか？
確か消防署や警察官って公務員ですよね？もしかして、「消防署の就職試験を受ける」→採用される→「公務員試験を受けて合格」？
それとも「消防署の試験を受ける」→「受験資格にはもちろん公務員免許がいる」→まだ持ってないから先に公務員の試験を受けに行かないと！！ですか？

また年齢制限があるというのも聞いた気がします。

私（２０歳）は将来教師になる予定なので今は大学受験の勉強をしていますが、教師って確か公務員じゃありませんでしたっけ？
今から公務員たるものをきちんと理解しておきたいので、子供にでも分かるような感じで誰か教えてください＞＜

Answer 1

公務員試験についてご説明します。
まず公務員というのは公務員試験と言うのを受け、合格すれば晴れて公務員になれるわけですが、公務員試験と言うのは一本に統一されているわけではありません。
例をあげます。
官僚になりたいという場合は、国家一種と言う最難関の試験を受けることになります。
警察になりたいと言う場合は警察署の試験を受けることになります（警視庁と地方警察では試験は別）
県庁職員になりたい場合は地方上級（高卒なら地方初級）という試験を受けることになります。
数をあげるとあれなので例はこれくらいにしますが、つまり公務員試験とは自分のなりたい職種の試験を受けることです。
質問者様の「消防署の就職試験を受ける」→採用される→「公務員試験を受けて合格」？
それとも「消防署の試験を受ける」→「受験資格にはもちろん公務員免許がいる」→まだ持ってないから先に公務員の試験を受けに行かないと
というにはどちらも違うんですね。
消防署職員になりたいのならば、消防署が課す試験を受けて合格すれば消防署職員になれるんです。

一方教師の方は、確かに公務員ですが若干上記の公務員とは異なります。
教師になるためには、まず大学で教員資格を得る必要があります。（教員に必要な単位をしっかり取り、教育実習をすませる）
その後、あなたが志望する都道府県の試験を受けなければなりません。（たとえば埼玉の学校の教員になりたいなら埼玉県の教員採用試験）。
筆記の一次試験を突破し、教育委員会で行われる二次試験、いわゆる面接をくぐりぬければ、晴れて教員として教鞭をとることになります。
教員も他の公務員同様倍率が高いですが、関東はほかより倍率は低いらしいです。

どちらも難関の試験ですががんばってください。

Answer 2

今年教員採用試験と公務員試験を受けるものです。まず公務員試験は職業別によって実施される日程と内容が違います。大まかには一般にエリートと呼ばれる外務省などの国家Ⅰ種、国税局などの国家Ⅱ種、県庁などの地方上級、警察官、消防史などがあります。公務員の中でも国家Ⅰ種、国家Ⅱ種や警察官などの国家公務員、県庁や市役所などの地方公務員にわけることができます。二つの違いはあまりありませんが、あえて言うならば給料ぐらいでしょう。年齢制限もそれぞれに違っていますがほとんどが３０代半ばまでなら受験することが可能です。

主にどの筆記試験においても範囲は一般教養と法律や経済などの専門試験であり同じです。しかし警察や消防などには専門試験がなく、その代わり体力試験などがあったりと内容は違います。もちろん日程も違うので、それぞれに合否があり、合格するとその職業に就けるのです。

例えば

神奈川県警に合格し、東京都庁が不合格だった場合。東京都庁が落ちたとしても、神奈川県警には合格したのですから、警察官になれることができます。つまり国家公務員になることができるのです。

ただし、教員採用試験だけは他の公務員試験とは試験内容が全く違います。何故なら教員採用試験には教職教養や小学校全科などの専門試験、また模擬授業や場面指導といった教員採用試験ならではの試験が主だからです。

ちなみに教員は地方公務員扱いになります。