元自衛官です。 自衛隊には、大きく分けて高卒者枠(一般、曹候補士、曹候補学生)と大卒者枠(一般幹部候補生)、防衛大学校にわかれて受験します。 大卒になると一般幹部候補生として受験するか、高卒枠で受験するかの選択になるとおもいますが、あなたが大学を卒業するころは、もっと就職難になることも考えられますし、大卒の倍率はさらに高くなると思います。 私もそうですが、自衛隊に入隊してから夜間の大学に通い、沢山の資格や大学を卒業している方が大勢います。 私事で恐縮ですが、一般社会に再就職する時でも、自衛隊の訓練をしながら夜間大学で勉強したというのは、非常に好印象をあたえることがあります。自衛隊なら両立可能です。
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陸上自衛隊でも「学歴の壁」は存在します。 陸上自衛隊においても大学卒歴はあった方が何かと有利です。一昔前は、夜間・通信などの制度を利用して、大学卒歴を取得することが「本人の努力」により可能でした。近年は「昼夜フレックス制」などの導入により、以前から存在した夜間大学はなくなりつつあります。(自由な学習形体を目途とした制度ですが、夜間大学と考えれば昼間の出席日数は増大しています)通信制に関しては激減しつつあり、一定の授業日数出席を経なくては「生涯学習」と変わらない形態に変わりつつあります。 陸上自衛隊に入隊するのであれば、少しでも早く入るか、大学を卒業して入るかが現実的問題となるでしょう。専門学校で高度特殊な資格を取得するなら別ですが、自衛隊生活で有利になる資格取得は難しいでしょう。 経済的な問題がないのであれば大学へ進学し、卒業後に入隊されることが良いのではと考えます。
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