正社員で転職を何度も繰り返すと生涯貰えるトータルの退職金が少なくなりますか？ ずっと一生同じ会社にいた方が退職金は多い…

Question

正社員で転職を何度も繰り返すと生涯貰えるトータルの退職金が少なくなりますか？
ずっと一生同じ会社にいた方が退職金は多いですか？

Answer 1

それは、その会社の退職金（退職年金）制度次第です。

一昔前までは、
退職基準給与（大体が退職時の基本給）×乗率（勤続年数によって変化。勤続年数が長ければ長いほど高い。）
が主流でした。
これは、終身雇用・年功序列の時代の話です。

しかし、雇用流動化が進み、中途採用が増えて来ると、上記制度では、中途採用者が不利となり、優秀な人材確保ができなくなる。という観点から、「ポイント制」というシステムを導入する企業も増えました。
「ポイント制」とは、上記式の乗率を、退職時の総獲得ポイントに置き換えたものです。
ポイントは、会社への貢献度や役職によって変わりますので、中途採用でもポイントが稼げれば、ある程度の退職金が貰える方法です。

さらに最近は確定拠出年金の導入により、退職金制度から、退職年金制度に規程を変える企業が増えてきています。
というのも、退職金規程を作成する場合は、上記のような計算式を明記しなくてはいけませんが、確定拠出年金では個人の運用成績によって大幅に変わるため、制度を変更して、拠出金の計算式のみを記載した、退職年金制度に変更する必要があった。という事です。

つまり、
転職によって、転職しなかった場合と比して、給与面での差はなく、制度の違いがないとすると、
一昔前は、転職不利だったが、今は余り差がない。
ということです。

Answer 2

一生同じ会社にいても、その会社に退職金制度がなければ退職金はゼロです。一般的には減りこそすれ増えることはありません。ただ401kでずっと渡り歩いている人なら関係ないですね。

Answer 3

ふつうは退職金が出る会社ならばずっと一生同じ会社にいた方が退職金は多いですよ、会社が倒産しなければ。
退職金制度がない会社なら何回転職しようともらえないことに変わりありません。
公務員でもない限り、今後は退職金は当てにしないで自分で貯蓄運用したほうがいいかもしれないですね。