万引きＧメンは 何故万引きしようとする人を事前に阻止しようとしないで、あえて隠れて取るのを待って捕まえるので…

Question

万引きＧメンは

何故万引きしようとする人を事前に阻止しようとしないで、あえて隠れて取るのを待って捕まえるのでしょうか･･？

不審な人がいたら近づくなりして犯罪を未然に防ぐ事の方が大事でしょう？

何故犯罪を犯すのを待ってるのか意味がわかりません。

補足

Gメンは捕まえる事が仕事だから隠れて捕まえるという事に疑問を持ち質問させて頂きました。回答してくれた方にもあるように警察も犯罪を防止する事じゃなく、捕まえて評価されるという点にもGメンと共通し疑問に思います。警察もGメンも捕まえる=仕事という評価ではなく、犯罪を未然に防ぐという事ももっと考えてほしいと思います。

Answer 1

現役施設警備員です。万引きGメン、いわゆる保安警備員は、警備業法では１号警備業務として「他人の需要に応じて行うもので、『警備業務対象施設における盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務。』」と定義されています。要するに質問者さんがおっしゃるように犯行を未然に防ぐことが本来の目的であり、逮捕そのものが目的ではありません。警備業教本でも記されている通り、本来保安警備は「挙動不審な人物に接近するなどし出来心での犯行を諦めさせる」、「盗品をカバンに入れたら店を出る前に声がけする」など未遂に終わらせるのが望ましい訳ですが、将来的に見た場合、そのような甘いやり方では万引きがなくなりません。むしろ窃盗犯として現逮して、警察に引き渡し、今後一切当店に立ち入らないようにという指示を出したほうが、今後その人物からの被害をなくせる為、長期的に見て必然的に一番効果的な「防犯」となるわけです。by全警協出版「保安警備業務の手引」より抜粋
更に私個人的な考えですが、検挙そのものを目的とする司法警察職員は、基本的に店側の需要に応じて万引き検挙などを行うことはできません。ですので警備員や店の従業員が自ら逮捕を行わなくてはならない部分でもあります。警備業務の中でも保安業務（万引警戒）は、店の財産を守ることだけに留まらず、社会的・青少年教育的な要素も含むもので、厳しい対処が必要になってくるわけです。

＞犯罪を未然に防ぐという事ももっと考えてほしいと思います。
これは既にどこの店舗でも実施しているように、制服警備員を巡回させる、「防犯カメラ作動中」との表示、店内放送での呼びかけ、陳列棚の死角解消 など既に様々行っています。

Answer 2

それはあなたが被害者になったことがなくて、犯罪者として捕まったか、犯罪者側の考え方をしているからでしょう。
あなたは何を生業としている人でしょうか。商売品やその仕事道具を黙って盗んでいく人がいたらどうしますか？
また、例えばあなたが女性なら、干している下着をいつも盗まれる被害者になったときのことを考えてみて下さい。

あなたの庭に大切に育てていた花があったとしましょう。それを見ていないところで夜な夜な盗んでいく人がいます。それでいいですか？また黙って花を植えておくのですか？捕まるまで犯人は花をまた抜いていきますよ。それが犯罪者です。
あなたはほかの大事なことは後回しにしても、ずっとその花を見張っていて、近づく人を見つけたら、盗ったらだめ、と注意するのですか。抜いているところを見つけても、まだ盗ってもっていってないから泥棒として捕まえることはできませんよね。それで犯人は抜くのをやめて無罪放免です。
あなたが見ていないときを見計らってまた来て抜いていくでしょう。
盗るところを見られなければ捕まらないし、盗む前にみていることを教えてもらえるので、ずっと捕まらないでいます。そうやってあなたが見ていないところで花が盗まれて続けても、何回も植えて犯罪者に花を提供し続けますか？
これは犯罪ですが、未然防止にはどうしますか？二度と盗られないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。
あなたが例えば牧師さんで、そうやって犯罪者に花を、という人ならいいでしょう。あなただけの問題です。しかし、その花を植えておくことで生計を立てているとしていたならどうですか？

万引きに対する未然防止なら、「警備員が巡回しています」とか、「私服警備員が巡回しています」とか、「万引きは犯罪です」「警察に通報します」いう表示があるだけで十分していると思いますよ。店内放送もかかっています。トイレにも「このトイレは従業員も使用します」とかあるでしょう。それもそうなんですよ。万引きはしてはいけないことが大前提ですから、本来ならそこまでする必要もないことです。

万引きを軽く考えているとしか思えませんし、殺人などと同じ犯罪でしょ。さすがに殺人と同等の犯罪とまではいいませんが、例えば殺人も人を殺さないと殺人で捕まえることはできないでしょう？もしそのような現場なら警察なら未然に取り押さえるでしょうけど、殺人罪としては捕まらないんですよ。おかしいですね。

Answer 3

万引きを抑止するのに、警備員を巡回させたり売り場の配置を換えてみたりと対策はあると思いますが、あまりに物々しいと一般のお客様はどう思うでしょうか？また、万引きを捕まえるさいは品物を取ったのを確認しなおかつレジを越えてからでないと捕まえることが出来ません。誤認逮捕は店舗の信頼にもかかわるのであのような方法を取ってると思います

Answer 4

万引きって捕まっても、常習性が高いのをご存じですか？
貴方の言う、近づいてどうするのですか？
何も出来ません。へたに声をかけて、攻撃的な人だと逆に店に苦情がきます。
その時はしなくても、人が離れたら実行するのが万引きです。
万引き犯の習性をよく理解されていたら、そういう疑問は起きません。

現行犯逮捕する事によって、牽制するしか対策は無いのです。
現実に、万引きの犯罪歴がある人が、別の店で万引きを繰り返していますね。
初めてです。と言うのが彼らの逃げ口上ですが常習犯が多いですね。

万引きによる被害額を知ったら、驚きますよ。

＊現行犯逮捕は、誰でも出来ます。
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＞犯罪を未然に防ぐという事ももっと考えてほしいと思います。

常習性が高く、現行犯でなければ捕まえる事が出来ない犯罪は
どうしても、犯罪を行った後に捕まえる事で、将来の犯罪を防ぐ事になります。

原点に戻って、「万引き」は犯罪です。窃盗です。
その行為を行う人は、止めてくれなかったから犯罪をしたという主張が通るのでしょうか？

私は、警察や警備員関係者ではなく、店側の立場から回答しています。
綺麗事では済まされないんです。
軽い気持ちで万引きをしているかもしれませんが、被害額はとんでもない数字になります。
毎日一生懸命真面目に頑張っても、その利益分の何割かを「盗まれている」のですから。