解決済み
地域の中心にあるような大きい普通局については、民営化以前から局長は キャリア採用の人が全国転勤で来るような形でして、今でもそんな感じです。 しかも今は一つの普通局に「郵便局株式会社の○○郵便局長」「ゆうちょ 銀行の○○支店長」「郵便事業株式会社の○○支店長」みたいにエライさん が複数いたりします。 ご質問は町中のそこらじゅうにある小さい局、特定郵便局についてがメインだと 思いますが、こちらは民営化以前の局長採用は一般職員と別枠で「何名かの 特定郵便局長の推薦をもらって面接を受ける」という形でした。また局の 土地や建物は郵便局長が自分の所有地を使って営業していましたので、 郵政省から給与の他に賃貸料を受け取っていました。 住居併設という形もありましたし、金銭的にもウマミがありましたから自分が 引退する頃に息子に面接を受けさせて世襲というのはほぼ通例でした。 現局長の息子なら周辺の局長から推薦は当然もらえますからね。 現在は、特定局長採用は公募制になり論文や筆記・面接試験もある ようになりましたから、そう簡単にいかなくなりました。現局長の親族が 世襲的に引き継ぐのはもちろん可能ですが、試験に通らなければ局長に なれません。現場ではまだ面接世襲で就任した局長も残ってはいますが、 一般局員から試験で昇格した局長も増えてきています。(私は職員では ありませんが、特定局勤務中の知人によると局員上がりの局長が周囲に かなり増えており、そういう人は業務知識があるから部下は助かると言って います) 年収に関してははっきりとした資料が出ませんが、先に書いたような局舎や 土地の賃貸料については郵便局会社が徐々に買取を進めており、局長の 収入にはならなくなっています。 局長所有の郵便局はちょっと前の数字で3割程度、今はもっと減っているかも。 また民営化以前の局長には「渡切り費」といって局長が自由に使えるニギリ金 が支給されていまして、これが局長の収入を押し上げていました。今は年齢や 経験、成績に応じて決定されるサラリーマン局長の形でして、年齢の高い人で よくもらって年収900万くらい行けば良い方だと噂に聞きます。 ちなみに定年制も明確に決定され、60歳できっちり退職させられます。
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