解決済み
日商簿記二級の解き方について!日商簿記2級の解き方について質問です。 期末の修正仕訳や伝票会計の解き方なんですが、 参考書をみると解き方として、まずすべて仕訳をして、そのあとそれらを計算して、 書き写すといったやりかたらしいんですが、 受験する人は普通そういう風に、いちいち全て仕訳をしているんでしょうか?
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財務諸表の方は、最初は正しい解法を行うことをお勧めします。 勘定の動きが分かっていた方が後々の勉強や実践に役立ちます。 しかし、検定という限られた時間の使い方として、 工夫することは悪いことではありません。 そういう意味での解答方法の一例を示してみます。 (精算表以外の決算問題) 期末修正仕訳は、実際に仕訳をメモすると大変なので、 仕訳自体はメモせず、その修正事項を見た時点で、 問題用紙の勘定残高を修正します。 例1:期末商品有高→繰越商品を修正 (仕入勘定の方は損益計算書では売上原価を計算書上で 計算するので修正の必要は無し) 例2:固定資産の減価償却→ ・固定資産(備品など)減価償却累計額を修正 ・減価償却費を計算しておく ただし、貸借対照表では減価償却費は関係ないのでメモする必要なし 逆に損益計算書では累計額の表示をしないので修正の必要なし これを最後まで行ったら、貸借対照表・損益計算書を完成させます。 このような感じで、必要な勘定の残高が分かれば解答できるので、 そうでない方は無視するという時間の省き方があります (伝票問題) 伝票はもともと仕訳を行わないための書類ですので、 仕訳を書き起こす必要はありません。 解法としては、 1 入金伝票の合計を現金の借方に記入 2 出金伝票の合計を現金の貸方に記入 3 仕入伝票(返品値引き以外)の合計を、仕入の借方と買掛金の貸方に記入 4 仕入伝票の返品値引きの合計を仕入の貸方に記入。 (買掛金には別の金額も足すのでメモを残しておく) 5 売上伝票の(返品値引き以外)の合計を、売上の貸方と売掛金の借方に記入 6 売上伝票の返品値引きの合計を売上の借方に記入。 (売掛金には別の金額も足すのでメモを残しておく) 7 出金伝票と、振替仕訳の借方の勘定科目ごとに合計を計算し、集計表の借方に記入 (ただし、買掛金は4の金額も足す) 8 入金伝票と、振替仕訳の貸方の勘定科目ごとに合計を計算し、集計表の貸方に記入 (ただし、売掛金は6の金額も足す) 以上が正式な手順です。 ミスとしては、7・8で足し忘れが最も多いので、計算に使った金額は斜線を引く などしてチェックをすると、後で足し忘れがあっても対応しやすいです。
仕訳をしてから集計するのが基本です。 工夫の仕方によって、仕訳集計の作業を軽減させることは可能です。様々なやり方があります。 「早いやり方はミスが少なく、遅いやり方はミスが多い」と私は思っています。 点数を出す人の解法は、早くて正確です。メモはまともに取りません。とても合理的な解法をしています。 点数の出ない人の解法は、遅くて不正確です。一生懸命メモを取ります。努力の割りに点数が伸びません。 考え方一つで結果は大きく変わります。イロイロと工夫してみてください。 工夫するポイント 1.仕訳は頭の中でする。 (借)仕入 200 (貸)現金 200 2.仕訳の結果のみ記録する。 現金 -200 ・ ・ 仕入 +200 ・ ・ T勘を使っても良いと思います。仕訳の時間が短縮されるうえに、集計も同時に終わらせる事ができます。 いつでもやってます。 http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=dokugaku_com&u=dokugaku_com からどうぞ
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