解決済み
現在、新卒で就職に失敗すると、その後フリーターや勉強をしながらの就職活動では正社員雇用は大変難しいとききます。 なぜ、企業は新卒を重視しフリーターやニートになった人を不採用する傾向にあるのでしょうか?一度こけると取り返しがつかない社会に憤りを感じます。皆さんはどう思いますか?
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雇用には二種類あります。 1、新卒採用 2、中途採用 1は非常に数が減少しているので、あぶれる人が多い。2は=経験者採用ですから、1であぶれた経験のない人は雇えない。というわけです。ただ、大学の単位をわざと落として、もう一年大学生をやって就職活動をリトライする人もいます。また、派遣社員は比較的仕事を得やすいので、派遣で経験値を高め、正社員にステップアップすることもできます。フリーターでもニートでも、クレバーでやる気があればなんとかなる。そうでない人や、諦めた人は負け。
私は20歳で今年専門を退学してしばらくニートで就活していましたが、今月眼科の正社員に採用されました。 実質高卒ですので大卒の人より更に不利です お住まいの地域にもよりますが、一概に新卒重視とは言えないです
『若者はなぜ3年で辞めるのか 年功序列が奪う日本の未来」(城繁幸 光文社新書)という著書の中に、「"新卒"と"既卒"の越えられない壁」という小見出しの文章がありました。 既卒とは、『正社員としての内定がないまま、学校を卒業してしまった若者』を指します。、『少なくとも大企業ならどこでも、新卒と既卒は完全に別枠で処理する。後者が入社する確率はほとんどゼロと言っていいはずだ。 私自身、人事部に配属されて最初にやった仕事は、新卒応募者のなかに紛れ込んでいる既卒者の履歴書をチェックして引っ張り出すことだった。取り除けた履歴書は、オフィスの隅の箱に入れられたまま、二度と人目に触れることはなかった。』と書かれていました。 そして、既卒者が多くの企業から締め出される理由が、次の小見出「年令で決まる人の値段」に書かれていました。著者は、年功序列制度における賃金システムを挙げています。各年齢のモデル賃金表や「○○歳で月何万円」という相場があるそうです。同じ新人でも、年令が上の方に、より高い賃金を払わなければならなるからだという事らしいですよ。他の新人と同じ初任給から始めればよいと思うかもしれないが、社内の賃金モデルから外れる例外をつくる訳にもいかないとか。 近年、高学歴フリーターや高学歴ニート等の言葉もありますが、年功序列制度における賃金システムを理由の一つとして説明ができるようです。(院に進み卒業が遅くなる分年齢が上がる。仕事に関係するような研究でなければ就職のハードルは高くなるようです。) なお、本著の初版は、2006年です。 >一度こけると取り返しがつかない社会に憤りを感じます。 貴方の他の質問も読みました。正社員と同じ働きをしているのに、雇用形態はアルバイトとは…道理が通りませんよね。憤るのも当然だと思います。ただ、憤っているだけでは、社会が変わる訳でもなく、自分がどうにかなる訳でもないのですよね。 (論理的に問題提起をする方向等へ繋がって行くならば、意味があるとは思いますが。) 人事にいたことはないので判りませんが、もし上述の著作の通りならば、「年功序列制度における賃金システム」でなければ、少しは変わるのかしら…。 ただ、「実力主義」のアメリカ社会を見ると、層は固定されていない(実力があれば上に行くチャンスが与えられる)ようですが、貧富の格差が激しいようですよね。 日本に比べ、アメリカの場合、学歴や職位によって給料が大分変わるようです。その分、仕事内容や責任も大分違うようですが。 数年前の話ですが、ニューヨークに出張して帰ってきた上司(部長)も、アメリカでは高学歴や上位職の場合は全然扱いが違うようで良い対応を受けたらしく、鞄持ちまでいたそうですよ。 NYでは、実際に居る場所までも、成功した人は上の方(ビルの上の階層)にオフィスを構え、彼達が利用するレストランもビル上層にあるが、貧しい人達は下の方にいると聞きました。 それにも問題点がある(考え方次第の所もある)のかもしれませんが、どういう社会が良いのかな…。 いずれにせよ、現在のように雇用が厳しい中、敗者復活も著しく困難な仕組みになっていては問題があるように思います。 そういえば「若者支援基本法」(仮称)案ってどうなったんでしょうね?新政権下でも、こうした問題を調整するようなシステム作りが必要とされますよね。 社会が変わるのを待つだけではどうしようもないので、貴方も頑張って下さい。 正規社員と同じ働きをしているなら、中途採用枠(即戦力を求める枠)も狙えないのでしょうか? 個人的には、新卒時より、転職活動時(中途採用枠への応募)の方が門前払いされる率は少なかった気がします。 余談ですが、苦しいのは、フリーターやニートの若者だけではありませんでした。私の父世代(高度成長期を支えた世代)の話ですが、父の同僚達の中にもリストラされた方達がいました。経験があるとはいえ多くの企業がリストラ決行中に、50代後半での再就職…厳しいですよね。会社を辞めさせられたかつての同僚達の中には、数年後、就職が決まらないまま、病死した人や自殺した人も数名いました。父は、その訃報を聞いて、「再就職が上手くいかなくて、心労があったのだろうか。会社さえ辞めさせられなければ、死ななかったのかもしれない」と哀しみ、憤ってもいました。「辞めさせるか/会社に残すか、の線引きは、その人の能力というより、年齢や部署などの枠で線引きされていた」とも言っていました。その人達はもう亡くなってしまったので、憤りの声をあげる事すら出来ません。 私は就職氷河期初期に新卒だった世代ですが、今の雇用事情は、さらにずっと厳しいようですね。就職活動で苦戦している若者の話を新聞記事やニュースで見るにつけ、胸が痛む思いがします。 (自分の世代の事ももっと書くつもりでしたが、文字制限に引っ掛かりましたので割愛しました。)
憤りを感じる…か…。既に辛口の回答が飛んできてるね^^; 逆に聞くけど、フリーターやニートを進んで採用するメリットってあるんかな?
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