職業訓練受講に合格するか心配です。

Question

職業訓練受講に合格するか心配です。私の今の仕事は警備員なのですが、不況のせいかこの頃休みが多く不安定な生活が毎日続いております。余りにも続く休み日、こりゃあもうダメダと思い、最近はハローワークに通う毎日です。そして少し前、訓練・生活支援給付金制度が出来たことを知りました。職安の職業訓練を受講すると月々１０万円くらい給付が受けられるというものです。私は高齢ではあったのですが、以前から職業訓練は受けてみたかったのです。が、その間の生活費の工面を考えると諦めざるをえませんでした。訓練・生活支援給付金制度が出来た今、経済的な問題は解決できそうで職業訓練の願書を申請する気持ちでおります。しかしこの不況下、応募者が多く私など合格する筈が無いなどとマイナス思考に陥ってしまっております。このカテで質問には上がって来ていない様なのですが、実際、私の様な高齢者でも合格できるのでしょうか。
現在５６歳、７年前まではＣＡＤを使い機械設計をやっておりました。職業訓練の職種といたしましては、テクニカルオペレーション科、介護サービス、ビル管理科の内の一つを考えております。合格して無事受講する事になるかどうか心配なのです。受講までこぎ着けるのはどれ位難しいのか、或いは思ったより簡単なのか、それが知りたく質問いたします。
ご回答よろしくお願いいたします。

Answer 1

選考試験に合格することも大事ですが、それよりも大事なのは、再就職ができるかどうか、なのではないですか？

例えば、介護サービスは、今、人手不足の業界であり講座数も比較的多いですが、実際、50代男性の就職は難しいですよ。

具体的に事例を挙げていいますと、

福祉施設AとBがあって、Aは介護職員10人中、男性が5人おり、うち3人は50代。Bは介護職員10人全員が女性で、うち5人は20代ないし30代。入所希望者にとってどちらが人気が高いでしょうか。

女性利用者は、体を触られたり見られたりするので同性に世話をしてもらいたい。男性利用者も、中高年の男性より若い女性に面倒を見てもらいたい。多くの方はそう考えるのでは？

ですから、福祉施設で実際採用されるには、圧倒的に女性が有利なのです。おそらく50代男性は職業訓練を受けても、ど素人の女性に勝てません。

男女雇用機会均等法という法律がありますから、求人票に「女性に限る」と書けないだけです。また、ハローワークは厚生労働省の機関で、男女差別をしてはいけません、法律を守りなさいと指導する立場ですから、「男性でも平等に扱われるはずです」としか言わず、「男性がこの講座を受けてもほとんどノーチャンスなんだよね」とは絶対言ってくれません。

もちろん、介護施設でも介護職員だけが働いているわけではなく、事務もいれば送迎車の運転手もいれば管理職もいるわけで男性の働けるニーズもあるわけですが、介護サービス職業訓練の修了者に求められているスキルとは別物です。

要するに、やはり出口がどうか、ということをよく研究したうえで、さらに入校選考の受かりやすさも加味して、では自分にはどの訓練講座が一番合っており、チャンスが一番高いか、をよく考えることが必要だと思います。

さて、それでは質問者さんの場合、何を受講申し込みをしたらよいかですが、3つのうちでは、就職可能性ではダントツにビル設備管理、この講座に中高年者優先枠があれば言うことなし。というところかと思います。

試験については、①志望動機の書類審査＋面接、②適性検査＋面接、③数学と国語の基礎学力試験＋面接など、訓練実施機関によって様々です。試験の科目やレベル、出題傾向などについては、はっきり言ってハローワークではそこまで詳しく把握していませんので、直接訓練校に問い合わせて確認することをお勧めします。

年齢的なことも考えますと、「面接」は高齢であることが低評価になってしまいやすい傾向があります。「面接」の比重の軽さ順には、客観的な数字のバシッと出る順に、③→②→①ですので、学力試験ないし適性検査の試験科目のある講座の方が、若い方と競い合っても合格を勝ち得やすいと思われます。

Answer 2

正直、今の仕事を継続がいいですよ
仕事をなくしてるなら仕方ないですけど
仕事があるのにワザワザ辞めてたで通う必要が感じられません
学校へ行って仕事の保障がある訳ではないですよ

Answer 3

学校によりますが年配者向け科目が設定されています。ﾋﾞﾙ管理科はその部類だと思います。介護ｻｰﾋﾞｽ科は若い人と一緒に選考試験を受けますが、50歳以上の枠を2人というように設けているようです。年配者向けの科目を受ければ合格率もあがると思います。それでも昨今、応募人数が多くて入りづらいみたいですが…選考基準は学科だけではないですが、学科試験をしっかり取る事は重要です。頑張ってください。