解決済み
今度、合成樹脂(プラスチック)専門商社に面接に行くのですけれど、この業界に関して無知なもので、志望動機がなかなか決まりません。当面地元で働けること、地元で社長さんがとてもいい人だったのと、営業の仕事だけではなく、経理やその他全般経験できることに惹かれました。それだけでは志望動機として弱い気がするので、この業界のいい点を教えていただけませんか。またプラスチックの現在、今後の需要なども教えていただければと思います。
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来春から合成樹脂専門商社へ勤務予定の学生です。 某総合商社の本体分社化で誕生した会社ですので、 質問主さんの会社とだいぶ異なるところもあると思いますし、 あくまでかじった程度の知識しか持ち合わせていない学生の意見として、 耳を傾けていただけたらと思います。 合成樹脂は、原料から最終製品に至るまで種類と汎用性の高さがずば抜けている、 と私は考えています(鉄鋼業界もそうだと思いますが)。 関連産業の分野も自動車、家電、医療、食品包装、建築、環境など多岐に渡ります。 また日本の化学メーカーでも、旧財閥系や旭化成などなど大手・優良企業もありますし、 日経新聞の一面をにぎわすような超大型投資や統合も行われています。 ただ、そのような華やかさは日本の化学メーカーが世界全体を見渡す上では、 決して磐石な地位にあるとはいえない状況から来ています。 日本最大の化学メーカーである三菱ケミカルHDですら世界順位6位です。 さらに、海外(たとえば中国・ASEAN、中東方面)の強大なプラント群が生み出す 安価で良質な合成樹脂原料に押されているため、大手は相次いで高機能化学製品への 投資と開発へ大きく向かっています。資源高も経営状況の圧迫につながっています。 ですので、需要の点では内需拡大よりも外需の確保に向かっていかざるを得ないのが、 今のプラスチック業界にあるのでは(?)と思っています。 (実際に働いている方からも、同じ意見を伺いました。) そのような中で私の内定先は、競合する総合商社およびその関連中核事業会社よりも 国内取引が相対的に強く、精力的に海外での基盤を作り上げている状況だったので、 自分でより輸出入取引に関わっていける環境にあると判断して、志望した会社です。 お伝えできることは余りありませんでしたが、 さらに情報を集めたい場合は、総合商社系列、大手化学メーカー、プラスチック協会などの HPを訪れてみるのがよいと思います。 社長さんが良い方で、ジョブローテーションも経験できるとのことで、 働き出してからどんどん視野が広がっていくような職場のように思います。 あなたとその会社との縁がありますように。
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