解決済み
工業簿記(2級) 棚卸減耗費について------------------------------------ 材料の章で棚卸減耗費の仕訳は減耗分を材料から 減らし、製造間接費にする、という仕訳が載っていました。 製造間接費 XX / 材料 XX でも、経費の章を見ると、棚卸減耗費は 『材料費で処理するのではなく、棚卸減耗費(経費)で処理する』 と書いてあり、よくわからなくなってしまいました。 棚卸減耗費はどのように考えればいいのでしょうか。 材料費でしょうか、経費でしょうか。 どのような時に上のような材料で仕訳をして、どのような時に 経費として仕訳をするのでしょうか。 まだ工業簿記を始めたばかりでわからない内容を詳しく質問 できなくてすみません。ご教授お願いします。
みなさん丁寧なご回答をいただきありがとうございます。 お一人に選べませんので、投票にさせていただきます。 ありがとうございました。
14,150閲覧
1人がこの質問に共感しました
棚卸減耗費の記帳についてですが、2通りあります。 ・いったん棚卸減耗費勘定の借方に記帳して製造間接費勘定に振り替える方法 ・直接製造間接費勘定の借方に記帳する方法 です。つまり、棚卸減耗費勘定を用いるか、用いないかの2通りです。 ●棚卸減耗費勘定を用いる場合 棚卸減耗費 ×××/材 料 ××× 製造間接費 ×××/棚卸減耗費 ××× ●棚卸減耗費勘定を用いない場合 製造間接費 ×××/材 料 ××× と、なります。 仕訳の問題などで、棚卸減耗費勘定を使用するかしないかの指定があると思いますので、それによって仕訳のやり方を変えればいいと思いますよ。
なるほど:4
棚卸減耗費は経費です。 その中でも間接経費です。 「原価計算基準十 費目別計算における原価要素の分類」 の 「間接経費」 の中のひとつとして挙げられています。 確かに材料などがなくなったときに登場する勘定科目なので、材料費を連想する気持ちは非常にわかります。 仕訳は 製造間接費 ××× 材料 ××× ですので、あくまで「製造間接費」という費用の発生です。 製造間接費は間接材料費・間接労務費・間接経費をひっくるめた言い方ですので、 間接経費 ××× 材料 ××× と書いてあるのと同じです。 棚卸減耗費をいつ・どのように処理するかにつきまして、原価計算は月次で行うのが通常ですが、そのとき月末に材料の棚卸を行い、帳簿数量よりも実際の数量が少なかった時に棚卸減耗費を計上します。 棚卸減耗費 ××× 材料 ××× ↓ 間接経費 ××× 棚卸減耗費 ××× ↓ 製造間接費 ××× 間接経費 ××× というプロセスを経ていると考えれば 製造間接費 ××× 材料 ××× と書くのも同じ話です。
なるほど:2
棚卸減耗は、間接経費(製造間接費)です。 直接材料は、仕掛品へ 間接材料は、製造間接(間接材料)へ 棚卸減耗は、製造間接(間接経費)へ 私もいま2級勉強中です。お互いがんばりましょう。
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る