介護タクシーについてです。 介護保険ではない介護タクシーで独立を考えています。イメージでは充分やっていけそうな感じがす…

Question

介護タクシーについてです。
介護保険ではない介護タクシーで独立を考えています。イメージでは充分やっていけそうな感じがするのですが実際のところをご存知の方おられましたらお教えください。
一応福祉の業界で約20年位は働いていますので少しはパイプもあるつもりです。新規の参入は難しいですか？

Answer 1

こんにちは。

「介護保険ではない介護タクシー」とお書きになっているので、あまりお詳しくないと思いますが、

福祉（介護）タクシー＝道路運送法第４条限定許可＝福祉輸送事業限定許可の最低条件としては、第２種運転免許、事業者としての法令試験（関東運輸局管内は免除）、車いす対応型車両（ヘルパー資格がある場合は普通車可）となっています。
開業資金としては、最低２５０万円ぐらいと言われていますが、実際にはどこにどれだけお金をかけるか、又は節約するかによって異なります。

福祉のお仕事をされていたのでご存じだとは思いますが、この業界は個人的信用第一の面が強いです。福祉タクシーの看板を出したからとお客さんがすぐに付いてくれるとは限りません。これまでは、団体なり施設なりの背景でお仕事をされてきたとは思いますが、それがなくなった段階で、個人としての信用・信頼でお客さんを集めなければなりません。

利用者にとって、使いやすい福祉タクシーは、２４時間、３６５日、頼んだ時にいつでも乗れる事業者さんです。個人でおやりになるのは、なかなか大変な仕事だと思います。また順調に営業できるようになるまでに１年程度はかかりますので、その間いかにがんばれるかだと思います。

事業者数は、ここ数年でかなり増えましたが、東京など大都市圏に偏った状態ですので、地域によってはまだまだ数が少ないところもあり、参入の余地はありますし、利用者は今後も増えることが予想されています。国交省でも、２０１０年までに１８０００台（現在１００００台超）の目標をたてて旗振りをしています。

ということで、福祉に限らず、新しく仕事を始めるということは、大変なことだと思いますが、もしおやりになるなら是非がんばってください。