解決済み
簿記2級 工業簿記 費目別計算の問題について 写真が添付できないため問題文をそのまま書き写しています 問題当月の労務費の「実際消費額」を計上する。当月における直接工の実際作業時間のうち、特定の製造指図書にかかる作業時間は500時間、それ以外の作業時間は80時間であった。なお直接工賃金の計算には作業1時間あたり1200円の予定消費賃率を用いている。また、間接工については、当月賃金支払額が250,000円、前月未払額が80,000円、当月未払額が90,000円であった。 回答 (借方)仕掛品600,000 (貸方)賃金956,000 (借方)製造間接費356,000 解説 問題文の指示により、直接工賃金については「予定消費賃率」を用いて計算します。・・・以下略 疑問 問題文の最初に「実際消費額」を計上すると書かれているのはなぜだと思いますか? 実際作業時間×予定賃率では、「予定消費額」になってしまうと思うのですが・・・。 次の問題で実際消費額を出して賃率差異を求めさせるのかと思いきや次の問題には実際消費額は出てきませんでした。 その後の問題は年間の製造間接費予算と直接工の予定直接作業時間を用いて、予定配賦額を求め製造間接費に配賦→製造間接費実際額が出てきて差異を求めるという流れでした。 「実際消費額をこれから求めたいけど、現段階では予定消費額で計算しているよ、その予定消費額を回答してね」という意味なんでしょうか。何でそんな分かりにくい出題をするのかが分かりません...。 みんなが欲しかった簿記の問題集第12版 日商2級工業簿記 第4問対策①、3番目の問題です。 よろしくお願いいたします。
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製造原価の算定式 原価=価格×消費量 原価は価格×消費量で計算されますが、この価格水準が予定価格であっても消費量水準が実際消費量ならそれは実際原価になります。 この点については原価計算基準という会計基準にそう書いてあるので、 「なんか私たちの日常感覚と考え方が違うなぁ」 と感じても実際原価と認識するしかありません。 原価計算基準の一部抜粋 四 原価の諸概念 原価計算制度においては、原価の本質的規定にしたがい、さらに各種の目的に規定されて、具体的には次のような諸種の原価概念が生ずる。 (一) 実際原価と標準原価 原価は、その消費量および価格の算定基準を異にするにしたがって、実際原価と標準原価とに区別される。 1 実際原価とは、財貨の実際消費量をもって計算した原価をいう。ただし、その実際消費量は、経営の正常な状態を前提とするものであり、したがって、異常な状態を原因とする異常な消費量は、実際原価の計算においてもこれを実際消費量と解さないものとする。 実際原価は、厳密には実際の取得価格をもって計算した原価の実際発生額であるが、原価を予定価格等をもって計算しても、消費量を実際によって計算する限り、それは実際原価の計算である。ここに予定価格とは、将来の一定期間における実際の取得価格を予想することによって定めた価格をいう。 2 標準原価とは、財貨の消費量を科学的、統計的調査に基づいて能率の尺度となるように予定し、かつ、予定価格又は正常価格をもって計算した原価をいう。この場合、能率の尺度としての標準とは、その標準が適用される期間において達成されるべき原価の目標を意味する。 標準原価計算制度において用いられる標準原価は、現実的標準原価又は正常原価である。
シングルプラン、パーシャルプラン って聞いたことありますか? 差異分析をどの勘定で捉えるかの違いです。 あなたが不思議に感じた、『予定消費額になってしまうと思う』と気付けたのなら工業簿記をものにできる一歩手前まできているといえるでしょう。 意味はともかくまずは《シングルプラン》は『仕掛品は標準1つだけ』と覚えてしまいましょう。 仕掛品は標準で記入するというのがわかると、 問題文の中の『直接工は@1,200 予定消費賃率を用いる』という点が同じ意味合いに聞こえてきませんか? 多分ですがこれはシングルプランを採用してるという前提での出題なのかと思われます。 仕掛品は標準金額で記入するため、個別の勘定(材料・労務費・経費)のところで差異を捉えます。 《パーシャルプラン》は[材料・労務費・経費]=実際額が仕掛品に記入されていき、仕掛品の借方ということは投入額ですね。 差異は、完成(標準)原価+月末仕掛品(標準)原価との差額となり仕掛品勘定のところで捉えます。 戻って、賃金は直接工の予定配布@1,200×500時間で仕掛品へ。 それ以外の時間80時間×@1,200=96,000と間接工の当月分(250,000-80,000+90,000=260,000)が合算:356,000が製造間接費。←これは賃金の部分だけなので.... その製造間接費について、予定配賦の出題の意図、実際の額が載ってて差額を求める点は、まさに個別勘定のところ差異を認識させるということでも、シングルプラン採用されてると見てここはつじつまが合うような気がします。
工業簿記の問題では、労務費の「実際消費額」を計上する際に、直接工の実際作業時間に予定消費賃率を用いることがあります。これは、実際の消費額を後で求めるための準備段階として、予定消費額を計算することを意味します。問題文で「実際消費額」と記載されているのは、予定消費額を計算し、その後の問題で賃率差異を求めるためのステップと考えられます。出題の意図は、予定と実際の差異を理解させることにあると考えられます。 参考にした回答 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11287061336 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11302934451 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12306549682 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13291184733 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13293673108 ※この回答は生成AIで作成したものであり、最新の情報や完全な正確性等を保証するものではありません。
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