もっともな疑問だと思います。 そして、備品の価値についての結果はどちらでも同じだ、ということは他の方が書いているとおりです。 ではなぜ解答のような仕訳になるのか、という点についてだけ補足させてください。 ご存じのとおり、備品の減価償却は期末にまとめて行います。 ですので、◯2年の期首に備品が90なら、◯2年の期末に決算整理を行うまで備品は90のままです。 だから期間中に売却する時も、売却する備品は「備品90」でなければいけないのです。 とはいえ、これもご存じのとおり、実際には◯2年の間にも日々減価償却は生じています。ご質問の「6」の部分ですね。 減価償却が生じている以上、減価償却費を計上しなければいけません。だから借方に「減価償却費6」。 最初から「備品84」にしてしまうと、この減価償却費6が(実際には発生しているのに)記帳されなくなってしまいます。 以上から、解答のように「備品90」として、反対側に「減価償却費6」を立てる必要があります。 今の備品の価値は84だからといって、最初から84にしてはいけないのです。 つたない説明ですが、ご理解いただけましたでしょうか。 このご質問に向き合うことは、私にとっても勉強になりました。お礼を申し上げます。
90になるということがわかっていればそれでいいですが、次のように考えることもできるでしょう。 まず 減価償却費 6 / 備品 6 で備品勘定の残高が期首帳簿価額90から6減って84になります。 そのうえで売却の処理(売却価額不明ですが仮に70としておきましょう。)を考えると 現金預金 70 / 備品 84 固定資産売却損 14 解答の仕訳は上記2つの処理を1つにまとめたものになっています。 (まとめるとそれぞれの仕訳の貸方にある備品6と84が合算されて90になります。) 現金預金 70 / 備品 90 減価償却費 6 固定資産売却損 14
備品の簿価は90ですのでそれを消すために貸方に備品90とします 減価償却費6/備品6とすると備品の簿価は84になりますが備品6が貸方にありますので結局貸方に備品90になります
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