簿記二級の工業簿記で、質問です。 11-1の(6) 回答 製品 120000 仕掛品120000 です。 …

Question

簿記二級の工業簿記で、質問です。

11-1の(6)
回答
製品 120000 仕掛品120000
です。

ただ、何故あえて、仕掛品→製品とする必要があるのでしょうか。製品勘定を設けずに、売れたら仕掛品→売上原価に仕訳る、問題文もいくつかありました。

もちろん、この問題文は元帳にその種類がありましたので、それを使いました。

これは指示によって臨機応変に回答を微修正する必要があると言うことでしょうか。

Answer 1

基本的に、仕掛品から売上原価に直接行くのはレアケースと考えましょう。
棚卸資産は原則としてそれぞれ状態に応じて区分する必要があります。
完成した時点で基本的には製品へと振り替える必要があるんです。

例えば住宅を作る会社とか、相手の企業の中で機械を作るとか、注文ありきで物を作成し、完成と同時に納品をすることが主とされる場合には、売上原価に直接振り替えることもあります。
ただ、基本的にメーカーというのは製品を作った後に売買契約を結ぶのが通常の流れです。
完成してから売上が確定するまでのラグがある以上、その間は製品へと振り替えておくべきです。

まあこれは検定試験ですので、問題文の指示に従えばよいです。
「完成と同時に引き渡した」とかなら直接売上原価でもよいですね。