医師（臨床医）は「完璧主義者」や「心配性」の人間にはかなり不向きな職業だと思いますが、どう思いますか？ （理…

Question

医師（臨床医）は「完璧主義者」や「心配性」の人間にはかなり不向きな職業だと思いますが、どう思いますか？

（理由）例えば「頭痛」といっても、単なる風邪から重篤な病気まであらゆる「可能性」があります。
状況から単なる風邪の可能性が高そうだと分かったとしても、他の重大な疾患の可能性を完全に否定できるものではありません。

ではいちいち精密検査をするか？というとそれはあまりに非現実的。

だから、可能性が「ある」か「ない」かで言えば「ある」けれども、「高い」か「低い」かと言えば「低い」ような疾患は、割り切ってとりあえず除外して診断することが必要ですし、そうしないと多くの患者を捌くことは不可能です。

しかし、「完璧主義者」「心配性」の人間にとっては、可能性が1%でもある以上「間違っていたらどうしよう」がどうしても付きまとうと思いますので、そういった性格の場合、臨床医として働くのはかなりの精神的負荷になるのではないかと思いました。

Answer 1

その通りです。心配を受け入れながら医業をしないといけません。
そこで、学会の作成したガイドラインなどがあり、これに沿った方針であれば、結果たまたまNGであっても一応許容されます。
でも、あくまで一般論が記載されており、患者によりガイドラインとは異なる対応をすることなどザラにあります。
そうであっても、リスクを飲み込んでやらないと行けない場合もあって、心配性の人には酷な職業と言えます。

Answer 2

逆ですよ。だからえげつない量のお勉強を卒後にするんです。じゃないなら勉強する動機が存在しません。だからむしろ向いています