はい。辛いですよね。 私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。不眠症の為に、本来のパフォーマンスが出せない辛さ、よくわかります。寝れないのは間違いなく、日常におけるキャパ超えのストレス過多が根本原因です。厄介なのが、不眠症の入口は日常のストレス過多ですが、そのうち不眠自体による『今日も寝れないかもしれない』という就寝ストレスによって余計不眠の泥沼に入ってしまう事だと思います。 それなので、私は心療内科に行って鬱改善薬を処方してもらった事により改善しました。睡眠薬ではなく、不安障害を改善する薬です。具体的には ①、SSRI系の鬱薬、 ②、①による吐き気止め、 それと ③、精神安定剤。 この3つ。 私が処方してもらった①〜③の薬名は、 ①セントラリン(ジェイゾロフト) ②スルピリド(ドグマチール) ③ブロマゼパム(レキソタン)。 ①は、依存性なしの、長期服用のSSRI系精神安定「治療薬。」脳内に欠乏しているセロトニンを徐々に増やす薬。二ヶ月程効果が出るまでかかります。 ②は、①からくる腹痛、吐き気止め。又、気持ちをリラックスする効果もあります。 ③は、①が効いて治るまでの①の補助剤的役割(ベンゾ系)の精神安定剤です。これは「治すための治療薬ではないです。あくまでその都度、不安を抑える薬。」です。効果は一日くらい保ちます。 これらを服用してから直ぐに効果を実感しました。ただ①の薬については個人差あると思うので、日を追うごとに元気になっていき、ゆくゆくはよく眠れる、という感じで受け止めてください。ポイントは①②③セットです。医師からは1年〜2年間以上は服用して下さいと言われてます。『眠れなかったらどうしよう』とよぎらなくなる程度まで無意識になる程度までとの事でした。眠れる様になって未だ一年経過した所ですが安心の為にも継続的に使用しています。一日夕食時に一回①②をセットでのみ、③は睡眠薬代わりとして寝る直前に飲んでます。これ以外は月一回の定期診療で、1ヶ月分の①②③の薬を貰っている程度です。 激務をこなす内に、不眠症になったのが約1年半前。死ぬほど苦しみました。何とか自力で心療内科に通わずに直したい、藁にも縋る思いでネット検索しましたが、睡眠に関する情報の浅い事、乏しい事。でも精神科に行くのは、敬遠してました。精神科に行くと負け組だというプライドがあったからです。結局、自分の日々の苦悶した状況について、見るに見かねた会社側から産業医を紹介され、ようやく心療内科にちゃんと行きまして、上記の投薬に辿り着きました。が、その間5か月間は、自力で、ネット情報から、毎日答えを探す日々でした。 朝日あたるも、ノンカフェインも、バナナも、玉子一気喰いも、半身浴や靴下冷え取りも、寝る前にテレビ見ないや携帯ブルーライト遮断も、寝具変えるも、部屋変えるも、アロマも、ホワイトノイズも、アイマスクと耳栓も、禁酒も、禁欲も、白湯も、適度な運動も、お祓いも、行動療法も睡眠導入剤の市販薬、処方されたデエビゴも不眠改善漢方薬も全部効きませんでした。 ネットからようやく探し当てた眠れる本というのもストレッチとマインドフルネス系の本。これも気休め効果で無駄。それなら開き直って、ショートスリーパーという道もネット検索から発見したので、試みるも、ダメ。開き直る気持ちは一時あって気持ちが少し楽になった程度。 『あるがままに』の森田療法も、効果は虚しい。つらい。 不眠症改善整体で週3回、月5万支払って4ヶ月通い、3万もする整体仕様の枕購入も無駄。整体直後は体が楽になっても、当日夜に眠れたかというと眠れない。根本解決が出来ていないんですね。 その内、寝る事自体が、寝室に入るのが、そして夜そのものが、怖くなってきました、今日も眠れないのだろうか、あの苦しみが夜間続くのだろうかと。それと自分以外の家族の皆が寝れるのに自分だけ眠りに落ちないで取り残される、あの孤独感と恐怖。そして眠れない事で訪れた極度の体調不良(動悸。ジッとしていられない程の吐き気と怠さの苦痛。全身に強烈な悪寒、生理欲求の枯渇感、、、)そして今後もこの状態が続くのかという精神的絶望感。常に喉にビー玉が詰まるような変調。眠りたくても眠れない、寝たい寝たいの執着。しっかり眠れて健康だった時、ネット記事の不眠症の方へ蔑むような気持ちをもったから呪われた、祟られたのではないか、とか、もう訳がわからなかったです。何で自分だけこんな辛い目に遭うんだ!日々一生懸命に頑張ってるのに!と、、、心底辛かったです。不眠症になってから5ヶ月間必至になって、毎日時間があれば、ネットから不眠改善を検索しつづけ、それらから得た薄い情報、ヒントからあれこれ試しても全部ダメ。試しては眠れないの連続。試す事での期待と結果の絶望の日々。経験則から自力は絶対ダメと感じました。 ただ、動悸改善検索から辿り着いたのが、貼付のリンク。それと同タイミングで受けた産業医面談。それらを踏まえて精神科に行ったら、道が開けました。要するに薬です。SSRIを始めとする冒頭の薬です。 不眠なら睡眠薬、ではなかったんです。私のケースですが。強迫不安障害が不眠をもたらし、その改善薬としての薬がそれだったんです。改めて心療内科に行き、自分の状態を説明して、調整して処方してもらった薬が上記の3つ。それらにより、脳内セロトニン拡大、それで日を追って不眠がなくなり始めました。不眠は脳内セロトニン欠乏、そしてそれが元で鬱になってしまうようです。(それと、セロトニン睡眠でワード検索するとバナナとか食事改善情報が出てきますが、そんな簡単な話しではないと思います。) 寝ようとすれば、寝させまいとする、つもり積もった心の不安感が覚醒を促すんです。振り返れば、仕事、プライベートでの辛い事の連続、ストレス、緊張、でも自分ではそれらを上手く消化出来てたと自覚。でも不眠。不眠、不眠から心身虚弱。心身虚弱が一層のメンタル不安へ。そして不眠悪化。つまり不眠スパイラル。だったらそもそもの根本の辛い事、ストレスそのものが、辛い事やストレスに感じなくなればいい、それが、脳内のセロトニンを拡大させストレスを感じにくい脳にすること。ストレス、緊張の長期継続が脳内セロトニンを不足させ、ストレスに対する防御力低下が起こり、常に脳内は無意識の緊張状態。その内、中途覚醒という不眠初期段階が始まり、今度は入眠障害。そうして不眠症へ。心身虚弱と不眠が相まって、そのスパイラルへと向かわせ、体にも異変が起きてしまうんだと、心底、己の体と頭で学びました。自分はこの理屈、メカニズム、因果関係こそが不眠症発生の原因と捉えてます。戻りますが、上記①の薬は、徐々に用量を増やしていく薬です。体が薬に慣れるために一粒25mgから初めて一粒100mgまでに増やしていく薬です。なれるまで下痢、吐き気、腹痛、食欲不振が伴いますが、そこはご辛抱下さい。その反応は確かに薬が効いている証拠でもあるわけですから。その間の辛さ大幅軽減の為に②があり、そして効いてくるまでの間のカバー的役目として③が存在してます。②は胃の粘膜を増やしてくれる胃薬であり、気持ちも前向きになれる効果もある優れものなので凄く効果的だと思います。 貴方様の辛い気持ちはよく分かってるつもりです。お身体お大事になさって下さい。そして、一般的なネット記事情報等に踊らされないで下さい。改めて感じた事は、不眠症になった事がないお医者様や学者が机上の空論で科学的に語っている事もあり得る、と言う事(それっぽく語ってるお偉いさん方に心から言いたいですね。又、それっぽいネット記事情報に対してもです。あなた方、自分が不眠症経験の上で述べてるんですか?と)。 更に、この知恵袋等でも散見されますが、中毒になるから薬は辞めた方いいという情報は対処療法的睡眠薬の過剰摂取や、薬自体を誤った使い方でそうなってしまう人もいるんだ程度の理解と、整体や食事改善程度で本当に治る程簡単な事なのかを踏まえて、ご自身で情報を整理、判断してほしいと願います。こんな情報社会にも関わらず、この手のバシッとした情報がない事に結構驚きもあります。 最後に、心療内科には初診の予約は、一カ月くらいかかると思った方がいいので早めに予約した方がいいと思います。そもそも会社休みの土日の診療開始時間に電話しても通話中で繋がらない。もしかしたら電話なんかより、直接行って予約した方が早いかもしれません。それだけ世の中にはメンタルで苦しんでる人達が大勢いるという事ですね。予約出来ても、うーん、やっぱり行かない、となったら、キャンセルすればいいだけの事なので、取り敢えずの予約をして頂く事をお勧めします。繰り返しますが、貴方の症状が良くなります事を心から願っております。同じ苦労をした不眠患者としてです。以下2つはSSRIの参考リンクです。蛇足ですが、下記2つ目リンク先の心療内科の分院がたまたま自宅近隣にあったので、そこで処方してもらってます。自分の経験がお役に立てればこれ以上なく嬉しいです。 https://www.ginza-pm.com/treatment/serotonin.html https://cocoromi-mental.jp/cocoromi-ms/psychiatry-medicine/fluvoxamine-luvox/about-fluvoxamine-luvox/
理由は問わず寝れない日が続くのなら、不眠症でしょう。
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