回答終了
簿記検定3級についての質問です。 13. 法人税等の確定額は¥800.000であった。なお、期中に中間申告を行い、¥300.000を当座預金より支払っていた。 こちらの仕訳で私は(借)法人税、住民税及び事業税 800,000 (貸)当座預金 300,000 未払法人税等 500,000 と回答しましたが間違っており、 正解は (借)法人税、住民税及び事業税 800,000 (貸)仮払法人税等300,000 未払法人税等 500,000 となっていました。 なぜ当座預金を使わないのか、仮払法人税等で処理するのかを教えて頂きたいです。
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>13. 法人税等の確定額は¥800.000であった。なお、期中に中間申告を行い、¥300.000を当座預金より支払っていた。 これは、2つの取引を言っています。 *わかり易くする為に、一旦、別々の取引であると仕訳の考え方を示します。 ◉法人税等の確定額は¥800.000であった。 ・法人税額が確定するのは決算手続きが終わった時点。 仕訳の日付は決算日です。 仕訳の日付は決算日であっても決算手続きは会計期間が終わった日以降に次の会計期間に入って新しい期の日常業務と並行して行います。 決算手続き対象の会計期間に納税していませんから 借方:法人税、住民税及び事業税800,000 貸方:未払法人税800,000 です。 今、仕訳を行おうとしています。 ◉なお、期中に中間申告を行い、¥300.000を当座預金より支払っていた。 ・中間申告とは現在進行形で行われている会計期間の法人税の概算額の1/2を、税額が確定する前に仮払することです。 決算手続きが行われる半年近く前に既に納税が済んでいます。 仕訳の日付は決算日よりも半年近く前の日付です。 借方:仮払法人税等300,000/貸方:当座預金300,000 既に仕訳と転記は記帳済みです。 *次に、 一旦は別々の取引として考えましたがこれはひとつの企業の取引なのでまとめて行きます。 決算手続きの時には「仮払〇〇」勘定とか仮払を意味する勘定科目は残高を0にしなければなりません。 そこで、 借方:/貸方:仮払法人税等300,000 とします。 この会計期間の法人税、住民税及び事業税は800,000と確定しましたから 借方:法人税、住民税及び事業税800,000/貸方: です。 この会計期間の法人税等のうち300,000は概算払いが済んでいますから残りの500,000が未払いです。 借方:/貸方:未払法人税等500,000 これらをひとつにまとめれば 借方:法人税、住民税及び事業税800,000 貸方: 仮払法人税等300,000 未払法人税等500,000 となります。 >なぜ当座預金を使わないのか、仮払法人税等で処理するのかを教えて頂きたいです。 ・「当座預金」勘定の代わりに「仮払法人税等」勘定を使ったのでないのは上記の説明でお解りいただけたと期待します。
「¥300,000を当座預金より支払っていた。」と、過去形(現在完了形?)になっているからです。 法人税の金額が確定したと同時に、「本日」300,000を支払ったのなら、質問者さまの仕訳で良いのです。でも、300,000円を支払ったのは過去の出来事で、支払った日に(貸)300,000は仕訳済なので、法人税額決定の段階で再びそれをする必要はありません。 むしろ、借方に「法人税等」(ちょっと省略しました)が来て、その内訳として仮払法人税等と未払い法人税等が来るので、当座預金から300,000円を支払った時の仕訳で、借方に出てきた仮払法人税等を、貸方に持ってこないと。
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