解決済み
宅建の勉強法について こんにちは、今不動産営業の仕事をしている20代の女です。 初めて質問させて頂きますので、変な所があればすみません。簡潔に言いますと、独学で宅建の資格をとりたいのですが、参考書、問題集(どちらも宅建塾?というタイトル)を買ったものの内容が多すぎてどのように勉強すればいいのか全く分かりません。 YouTubeや検索エンジンなど活用して勉強法など調べましたが、結局どうすればいいの?というような内容ばかりでわかりませんでした。 とりあえず参考書を読むところから始めています… 宅建を独学で取った方々、勉強法や1日の勉強時間、どのくらいの期間で取れたかなど教えて頂けると嬉しいです。 また、やはり塾や通信講座などを受けられる方が多いのでしょうか? 会社の上司も宅建を持っていない方が多く、聞けませんでした。 来年の宅建試験を受けたいと思っています。 よろしくお願い致します。
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少し古いですが、以前にした回答がお役に立つと思いますのでご紹介します。 -------------------------------------------------------------------------------- 質問: 2022年度独学で宅建の試験を受けようと思っているのですが、おすすめの模試や勉強法などはありますか?*テキストとして市販の2022年度のユーキャンのテキストは買いました。 私の回答: 質問者さんが「まったくの知識ゼロ。勉強の方法もさっぱりわからない。」としたら、確実に合格する方法は、資格スクールの宅建講座に通って教えてもらうことです。 教材は、スクールから提供されるものをそのまま使えば良いし、合格しやすい勉強方法も教えてくれるはずです。学習して理解できない疑問点があれば講師に質問することができ、疑問点はその日のうちに解決するでしょう。 ただ、宅建試験では合格者の半数以上が独学だそうですので、独学で準備するのも有力な選択肢です。 ところで、宅建試験にはつぎのような特徴があります。 ●試験範囲はとんでもなく広いが、出題される重要ポイントはある程度決まっていて、過去に出題された問題を焼き直した問題が繰り返し出題される。 ●国家試験なのに、「5点免除問題」などという変なシステムがある。ただ、その5問のうち少なくとも4問は、少し準備しておけば簡単に得点できる易しいレベル。 ●「権利関係」では、かなり深く勉強した受験者でも得点するのが難しい奇問・難問がいくつか出題される。 ●「宅建業法」だけは出題範囲が狭く、細かなところを問う問題や、引っ掛け問題が出題されることが多い。 ●過去1年以内に行われた「法改正」に関する問題が、必ず出題される。 ●試験の数か月前に集計された「統計」の問題が1問出題される。 これらを考えると、要領よく合格するには、 〇「テキスト精読(インプット)と過去問演習(アウトプット)を繰り返す。」→これが、試験合格のための学習の王道です。 合格には、「テキストと、(分野別)過去問題集」が必須です。どの出版社のものを使っても合格できます。→質問者さんの場合、すでに「ユーキャンのテキスト」を購入されているので、過去問集も「ユーキャンの過去問集」をおすすめします。 おすすめする理由は、テキストのテーマと過去問の並び順が一致しているから。 〇過去問を焼き直して出題された問題(30問前後)は、取りこぼすことなく必ず得点できるレベルにしておく。→問われる知識そのものはごく浅いが、「正確な知識」が要求される。 〇「法改正点」と「統計」については、ネット上にアップされる有益な無料動画を活用する。 〇「権利関係」は、少なくとも、宅建テキストで説明されていることをきちんと理解できるレベルにしておく。 〇「奇問・難問」については、追いかけないほうが良い。→過去に出題された「奇問・難問」を気にして学習の範囲を広げてしまうと、重要ポイントの学習がおろそかになり、かえって合格は遠のく。 このような方針で準備しておけば、少なくとも、「合格ライン以上の得点」で確実に合格できると思います。 というより、「テキストをきちんと読み込んで理解し、過去問をしっかりやって重要ポイントを正確に覚えてきた受験者は、必ず試験で合格できる」ように、問題をつくる先生方が上手にくふうされている…と私は推測します。 毎年、試験が終わった後、インターネット上に、各スクールから「試験の検討動画」がアップされます。たとえば…↓ 〇「宅建渋谷会の佐伯先生」の動画: https://www.youtube.com/watch?v=bs8ZRaU404o これを見ると、「テキストと過去問をしっかりやって試験に臨んだ人は、今年10月の試験で確実に36点以上取れただろう」、とわかります。 ちなみに、私の場合は次のやり方で学習し1回で合格しました。 教材は、当初、レック(東京リーガルマインド社)の「合格テキスト(3分冊)」と「分野別過去問題集(3分冊)」を使いました。 最初は、「テキストの1テーマを読む」→「同じテーマの過去問を読む」というやり方で、テキストと過去問集を1周やり終えました。 2周目は、「テキストの1テーマを読む」→「同じテーマの過去問を、テキストに照らしながら解く」というやり方で学習しました。 3周目と4周目は、「テキストの1テーマを読む」→「同じテーマの過去問を、テキストを見ないで解く」というやり方でやりました。 ちょうどその時期に、レック(東京リーガルマインド社)から「宅建、トラの巻」という要約本(約300ページ)が出版され、それを追加購入しました。 5~7周目は、「要約本の1テーマを読む」→「同じテーマの過去問を、テキスト類を見ないで解く」というやり方でやりました。 8~10周目は、「テキスト類を見ずに、過去問を解く」というやり方でやりました。 「過去問を10周もやるのか」と驚かれるかもしれませんが、同じ問題集を繰り返しやっていくと、処理時間は加速度的に速くなっていきます。 私の場合、最初の1周を終えるのに3か月くらいかかりましたが、最後の10周目をやり終えるのにかかったのは、たった2日でした。 【補足】 (1)お役に立つと思う動画をご紹介します。 〇棚田先生の動画: https://www.youtube.com/watch?v=Jn3hdPLE-PM 〇佐伯先生の動画: https://www.youtube.com/watch?v=GDpRWae4LsA (2)以前、「宅建の勉強法」についての質問に対し回答したことがあります。その回答を(加筆・修正したうえで)ご紹介します。↓ ------------------------------------------------------------------------------- >宅建の勉強はいつから(何月から)始めるのが効率がいいですか? 来年の1月末までに、各社から来年度試験用のテキストが出版されます。そのころにテキストを決め、勉強をはじめるのが良いと思います(ちなみに、私は3月から始めました)。 勉強法について、おすすめの合格指南書(テキストではない)を2冊ご紹介しましょう。 ●「宅建一発合格塾」 山本浩司著 日経BP社 1470円 ●「一発合格勉強法」 超速太郎著 日本実業出版社 1300円 前者は、宅建合格のための「戦略」が書かれています。 後者は、資格試験の効果的な学習方法、つまり「戦術」が書かれています。 要点だけ書くと、 1.「基礎知識」を完璧なレベルにする。それ以外はやらない(やらなくて良いのではなく、やらないほうが良い。→完璧でないあやふやな知識は、本試験ではかえって有害です)。 2.分野別の「過去問題集」を、できるだけ早期に始める(1回目は読むだけです)。 3.本番までひたすら「過去問」を解く(少なくとも7周以上)。 4.教材の数は、少ないほうが早く合格できる(あれこれ手を出すと、結局は有害)。 5.ノートはつくらない(時間がもったいない。必要があれば直にテキストに書くか、小さな紙に書いてテキストに貼り付ける)。 指南書の指示通りにやれば、宅建を、要領よく「最短・最速」で合格できるでしょう。 ちなみに、私の場合、過去問を10周やって、「合格基準点+4点」で一発合格できました。 ところで、私は、宅建試験の終了後、受験予備校「TAC」さんの解説冊子を取り寄せました。→そこには、各問題の難易度について次のように分析されていました。 A:簡単な基本問題(25問) B:正解を選択肢2つに絞れる問題(20問) C:難しい問題(5問) これを見ると、きちんと基礎知識をマスターできた人であれば、Aクラス(基本問題)の25問は全問を正解でき、Bクラスの20問はあてずっぽうでも(半分の)10問前後を正解、Cクラスはあてずっぽうで1問正解、よって、全体で36点前後を得点できる、と推測できそうです。 今回、合格最低ラインは33点でした。ですから、実質的には2択問題であるBクラス(20問)について、「正解肢」を半分の10個ではなく、8個(4割)しか選べなかったとしても、合計34点で合格することができたわけです。 そう考えると、「合格するには市販のテキスト、問題集で十分」であり、「基礎レベルの知識をきっちりマスターすれば合格できる」のが納得できると思います(私は、A:25点、B:11点、C:1点 でした)。 なお、受験予備校の「TAC」、「日建学院」の解説冊子が参考になると思います。無料なので、ホームページから申し込んで取り寄せ、出題傾向、難易度について情報収集をされるとよいでしょう。 --------------------------------------------------------------------------------
1年間あれば受験勉強の時間は十分ですが、どう勉強するかは人それぞれ違います。 宅建士は「法律資格の入口」として、10万人以上受験することで有名ですが、同時に「定員がある資格」としても有名です。宅建士は「上位からおおよそ15%を合格」としていることから、合格基準が毎年変わっています。 トコトン独学にこだわるのであれば、民法や宅建業法など法律の知識があるかないかでスタートラインが違います。民法や宅建業法(近いところで旅行業法などの各種業法)の知識があるなら独学でどんどん進めて行ったほうがいいですが、知識が全然ないなら『FP技能士2級に合格するところ』から始めたほうが馴染みやすいと感じます。FP技能士は「お金に関する国家資格」で不動産と税金、相続の3つの分野で宅建士試験に関わります。3級は誰でも受験でき、2級を受験するには受験資格が問われますが、今後来年1月と5月に試験があるので、受験してみてもいいと思います。FP技能士2級に合格したからと言って宅建士に合格できるわけではありませんが、FP技能士も宅建士合格の土台になるのは間違いありません(参考までに。FPの最高峰資格であるCFPの不動産課目に合格できれば、宅建士に合格できるということはある)。 独学に自信がないなら、LECやTACなどの資格予備校を活用したほうが無難ですし、雇用保険に加入していれば、ほとんどの講座で「教育訓練給付金」が受け取れます(教育訓練給付金が受け取れるかどうかは要確認)。
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