元採用担当のおぢさんです。 「長所」と「自己PR」の違いをきちんと理解されると良いかもしれません。ただし、「長所」「自己PR」等の意味や定義が法律で決められているわけではありません。よって、面接官によっては私の回答とは違う意味で使っている可能性があります。これが前提です。 長所:すぐれているところ。美点。 自己PR:優れた能力。スキル。[「ウリ」「強み」もほぼ同義] どちらも自分の良いところを伝えるわけですから、大きなくくりでは同じと言えなくもない感じですよね。 長所は自分感じている自分自身の美点ですから、クラスの中であなたが優位だったことで構いません。例えば、極端な例ですが足が速いとか、必ず予習復習をするので小テストではいつも満点だったとか。つまり、長所はこれまでの経験・実績など過去の中から選ぶことになります。 自己PRでは、自分自身をPR(本当はアピールが正しい)しなければなりません。会社側(相手)から見て「価値」や「魅力」があることでなければ、その人の単なる自慢話になってしまいます。 例えば、私があなたと親しくなりたくてPRしたとします。「私は、ポルトガル文学では日本で3本の指に入る研究者です」と言われて、会ってみたいと思われましたか。これがよくある失敗例です。自分でいくら自信を持っている内容であっても、相手から見て価値がなければPRになりません。 そういう意味では、無理やりに自衛隊(前職)を持ち出さなくても、学生時代に学んだことや経験したことで、会社orお客様のお役に立てそうなことをチョイスなさってください。また、4月に新卒とのことですから、若さはかなり魅力になり得ると思います。 過去の実績からチョイスする「長所」とは逆で、自己PRにおいては明るい未来(入社後)を連想させるように主張することが大事だったりします。あくまでも例えばですが、「若さを活かして、先輩方にどんどん質問をして成長したいと考えています。厳しいご指導を期待しております」とかですかね。まぁ、実際にはあなたの持っているもの(部活経験、資格、専門領域 等)の中からもう少し具体的に書かれたほうが良いのですが。 どうしても難しければ、下記の支援機関に相談に行くのが良いかもしれません。ここでは個人情報が書けませんから。 新卒応援ハローワーク(卒業から3年以内) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000132220.html わかものハローワーク https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000181329.html ジョブカフェ(名称・サービス内容は都道府県ごとで多少異なる) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jakunen/jobcafe.html ちなみに、ハローワーク系は国の出先機関で、ジョブカフェ系は都道府県がやっている支援機関になります。 蛇足ですが、新卒だけでは学歴がわかりません。こういった質問の際には「専門学校新卒で」などと書いたほうがより適切な回答がつきやすいですよ。
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