解決済み
一級建築士の環境設備、断熱結露の問題なのですが正答は2番とのことなのですが、解説が手になく、どうしても理解できなくて困っています。どなたかご教授下さい。よろしくお願いいたします。※私は正解を4番としました。
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4番が誤っています。 外壁の内部結露は、温度差により発生します。 つまり、外壁側と室内側の温度差がなければ、内部結露は生じません。 断熱工法は2種類です。外壁に断熱材を設置する外断熱工法か、または、室内側に断熱材を設置する内断熱工法の2つです。 外断熱工法は、外壁の外側にスタイロフォーム等の断熱材を住宅全体を包むように設置します。その断熱材の上にサイディングなどの外装材を貼り付けます。 よって、外壁は断熱材よりも屋内側となり、外壁と屋内との温度差はありません。つまり、内部結露は発生しないのです。 一方、内断熱工法ですと、屋内側に断熱材を設置し、そこから外部に向かって外壁があり、外装材が設置されます。つまり、外壁は断熱材よりも屋外側にあるのです。そのため、内部と外部との境にある外壁は、内外温度差にさらされて内部結露が発生しやすくなります。 以上から、外壁の内部結露を防止するなら、外断熱工法が有利になるのです。
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