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例えば都道府県･政令指定市の大卒採用と比較した場合、 国税専門官の場合、 仕事は制度に則って税金を取り立てるという仕事を一生することになる、しかも国民から恨まれることはあっても感謝されることが少ない仕事 （昔は税務署職員は嫁のなり手がいない、なんて言われたもんです） 総合職採用が上にいるので一生頭が上がらない上、昇進の道も限られる（せいぜい税務署長で、1人だけ国税局の部長になれるくらいでしょう） 転勤は管内のどこになるかわからない これに対し、都道府県庁･政令指定都市ならば、 最初は単純な事務でも、出世すればその自治体の発展に貢献する政策の企画立案ができる 昇進も高い評価を得れば部長にまでなれるし、稀ですが副知事･副市長にもなれる 転勤は県内、政令指定都市ならその市内だけ なので、都道府県庁･政令指定都市はもちろん、大きめの市役所の採用試験を併願して合格すれば、国税は辞退して県庁･市役所に行く人が多いのです。
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