CADのBIMなどがAIと結びついて、AIが設計、実施設計(+工事請負業務の施工図)まで行うようになるには、あと10年もかからないかもしれません。 しかし、建築の設計とは大きな責任を伴うものです。法上の社会的責任、施主に対する業務上の責任など。例え住宅の規模であってもそれは重いものです。 そうした責任を取れるのはAIではなく人間、それも国家資格をもっている建築士になります。 またAIによって最適化された計画案が一瞬にして無限に創出されたとして、どれが良いか「決める」ことができるのもまた人間です。 建築とは正解のない世界です。間違いも含め、そのなかで個人的な判断で「決める」ことが大切な仕事だと思います。 蛇足ですが、今後団塊の世代が離職すると深刻な建築士不足に直面します。 AIはあくまで道具です。その道具を社会的な責任を背負いながら使いこなせるスキルが、プロフェッショナルとしての設計者に求められる時代になるでしょう。
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