看護学生の3年です。そろそろ就職について考えないといけない時期になり、インターンとかも行くべきかなと思ったりしています。

Question

看護学生の3年です。そろそろ就職について考えないといけない時期になり、インターンとかも行くべきかなと思ったりしています。私は高校生の時から精神科希望で、精神科の看護師になりたくて看護大学に進学しました。でも、最近就活について考え始めてから「初めから精神科に行ったら、今までの看護技術や疾患などの知識を忘れてしまうのではないか。それはもったいないな。」と思うようになりました。精神科の実習に行った時も、精神疾患ではなく身体的な疾患についての治療やケアなどは無く、コミュニケーションがほとんどでした。もしこの環境で働くとなったら採血とかも出来なくなるのかなとも思いました。
そして今、「精神科に行きたい」という気持ちと「技術と知識を急性期や慢性期で蓄えてから行った方が将来的に良いのかな」という気持ちで葛藤しています。
どうしたほうがいいのか、アドバイスなど看護師さんお願いします。

Answer 1

3年生まで頑張ってこられて、お疲れ様です。

私は新卒で精神単科病院の亜急性病棟→開放病棟→現在一般の訪問看護ステーションで働いています。

精神科病院のお話をしますと、その中でも患者層ややることは変わってきます。
しかし、どの病棟も高齢化は進んでいるため基礎疾患がある方も多いです。

あくまで私の経験した技術に関してです。
・採血→精神科のお薬は特に血中濃度を大切にしますし、肝腎機能、白血球なども評価必須です。
機会はよくありますよ。
職員健診では先輩方の腕を沢山借りました。
・注射→不穏時やデポ剤などで筋注はしょっちゅうやります。
電気けいれん療法の準備や鎮静時の静注ルート確保もします。
昏迷状態での補水でも点滴します。
生活管理困難な方が多く、尚且つ薬の副作用で糖尿病の方は多くいます。
インスリンや血糖測定あります。
腎臓病の方で皮下注射の機会もありました。(皮下注射は職員同士インフルの打ち合いもしました)
・経鼻胃管/胃瘻→経鼻は重度の摂食障害や昏迷状態で使用します。
胃瘻は終末期に近い高齢者で使用者がおります。
・導尿/膀胱留置カテーテル→お薬の副作用などで尿閉となった方には導尿します。
昏迷状態、動けない方にカテーテル留置、管理します。それに伴い膀胱洗浄もできます。
・褥瘡処置/ポジショニング→寝たきり、長時間座位の方がいらっしゃるとできます。
・吸引→高齢者がいると誤嚥性肺炎など起きますから、その際使います。

配属された病棟のADLや処置頻度は運やタイミングもあるのでなんとも言えません。
しかし、単科の病院なら身体合併病棟なども病院によってはあります。
そこを希望するか、処置だけそこへ勉強しにいかせてもらえるか、インターンなどで聞くといいです。
総合病院に精神神経科病棟が入っているところもあります。
そちらの方が他の病棟へ技術を学びに行ったりできそうですが、行ったことがないのでわかりません。

私は一般の身体ケアの訪問看護ステーションに転職しましたが、在宅ならではの新しいことは沢山あり、その都度教えてもらえたので普通に始められました。
オペ室から訪看へ来てる人もいましたしね。
色んな科のスタッフが集まるので知識が深まって今も楽しいです。
精神の対応を聞くなら私、みたいな感じになっていて専門家扱いも悪くないです。
ただ、一般病院の急性期病棟にあとから転職するのは相当大変かと思います。
その選択肢があるのなら、新卒で行った方がスムーズな気がします。

あなたの人生に関わることなのでどちらも否定肯定はできませんが、私は新卒精神楽しかったですし、一般急性期に行く気が0なので特に困ってません。
今後は精神の訪問看護にチャレンジする予定です！

長くなってごめんなさい。
応援してますね♪

追記です
実習で採血してる様子がなかったのは、大体夜勤の朝にやるからです。または、日中の場合はすぐ検査に出すアンモニア値などで検査室でやってる可能性があります。
実習生を受け入れてくれる患者様は落ち着いている印象があるかもしれません。
ただ、空間が閉ざされているだけでどこかで処置が行われていたり、臨場感がある光景は中に入ってみないとわからなかったりします。(精神科の敷居を低くするために、実習生には見せない配慮があります)

Answer 2

看護師6年目で転職活動中のものです。
私の働いていた急性期病院は精神科から手術しに入院してくる方、既往に精神疾患がある人たくさんいました。精神科ほどではないけど、精神疾患も学べるなとは思います。ただ精神科で働いてる方ほど対応や薬には詳しくないし、じっくり向き合える余裕はありません、、笑
勢いで転職してる今、なんだかんだ興味があって好きだった急性期で次を探しています。
興味がある方がやりがいは感じられるかもしれません。精神科も、精神科に特化した訪問看護があったりするし病院を辞めた後も働くところはあるかなと思います。実習で行った精神病院は急性期ほど多くはないけど点滴をしている人もいたりしたので実際見学に行って医療行為がどれくらいあるかなど聞いてみてはどうでしょう？
私は急性期に5年いて、確かにどこに行っても働けるだけの技術はついたなと思うし、どこでも大丈夫だねと言ってもらえます。割り切って3年だけとりあえず急性期！という同期や後輩もたくさん見てきました。
質問者さんが興味か技術どちらを優先したいかが大事かなとは思います。なんの回答にもなってないかもですが、そこにはそこでしか学べないこともあり自分の強みにはなると思います。