月給制の会社に勤めています。

Question

月給制の会社に勤めています。8月に退職予定ですが夏季連休が10日ほどある場合、連休前に退職してしまうと月給が日割りされ、連休後に退職であれば月給分は支給されると思うので、連休後に辞めたほうが良いという考えで合ってるでしょうか？

Answer 1

月給制の会社における退職タイミングと給与計算について、詳しく解説いたします。

月給制と給与の支給
まず、月給制とは、毎月決まった金額が給与として支払われる給与体系です。月給制の特徴として、通常はその月の勤務日数に関わらず、基本給が固定されています。ただし、退職時には日割り計算が行われることが一般的です。

退職時の給与計算
退職時の給与計算は、勤務した日数に応じて日割りで計算されることが多いです。具体的な計算方法は会社の就業規則や労働契約によりますが、一般的な計算方法は以下の通りです：

1. 月給 ÷ 月の所定労働日数 × 実際に勤務した日数
例：月給30万円、月の所定労働日数が20日、実際に10日勤務した場合
計算式：30万円 ÷ 20日 × 10日 = 15万円

退職タイミングと夏季連休
質問の内容から、8月に10日間の夏季連休がある場合について考えます。

連休前に退職する場合
連休前に退職すると、その月の給与は日割り計算されます。例えば、8月1日から10日まで勤務し、11日から連休に入る前に退職した場合：

- 勤務日数：10日
- 日割り計算：月給 ÷ 月の所定労働日数 × 10日

連休後に退職する場合
連休後に退職すると、その月の給与は全額支給される可能性が高いです。例えば、連休が終わるのが8月20日で、21日に退職した場合：

- 勤務日数：21日（連休中は勤務日としてカウントされないが、月給制の場合は月全体の給与が支給されることが多い）

具体例で比較
仮に、月給30万円、8月の所定労働日数が20日とします。

連休前に退職（8月10日退職）の場合
- 勤務日数：10日
- 日割り計算：30万円 ÷ 20日 × 10日 = 15万円

連休後に退職（8月21日退職）の場合
- 8月分の月給：30万円（全額支給）

まとめ
ご質問の内容からすると、以下のようにまとめられます：

- 連休前に退職：給与は日割り計算されるため、勤務した日数分の給与（例の場合は15万円）が支給される。
- 連休後に退職：月給全額（例の場合は30万円）が支給される可能性が高い。

したがって、経済的な観点から見ると、連休後に退職した方が得策であると言えます。ただし、最終的な給与計算方法や退職日設定については、会社の就業規則や労働契約、また上司や人事部門との相談を通じて確認することが重要です。