なぜ「内部告発潰し」は西日本ばかりで相次ぎ多発するんですか？

Question

なぜ「内部告発潰し」は西日本ばかりで相次ぎ多発するんですか？兵庫県庁のベテラン職員が内部告発して懲戒されましたが、鹿児島県警でも定年前の職員が告発したら逮捕される事件がありました。鹿児島県では最近、県テニス協会の元副理事長が告発したら除名されたとして問題化しています。

和歌山では公益通報をした市職員が処分された職員と同じ部署に配置され自殺しました。また民間企業ではありますが、滋賀県では食品工場の社員が不正を告発したら追い出し部屋みたいな部署に移され「報復人事」だとして揉めています。

なぜ最近の告発潰しニュースはみな西日本ばかりなんでしょうか。西日本の民族性が悪いのですか？

Answer 1

数字を持っていないので確たることは言えませんが、西日本と言えば明治維新発祥の地だからでは？
義に厚い地域柄なのでしょう。

Answer 2

【メディアの取材体制の違いが大きいと思われます】

警察組織に限っていえば、「桜タブー」と言われる警視庁を中心とした隠ぺい圧力がメディアを萎縮させていると思われます。神奈川県警では、早くも1991年には「不祥事隠蔽マニュアル」が作成されました。

いっぽう、西日本メディアは中央の政治取材資源の違いを取り戻そうとしているのか、あまり警察の影響を感じさせない報道をするメディアも存在します。下記事件の報道姿勢に違いを感じます。

・沖縄のバイク少年失明事件
・大宰府主婦殺害事件
・滋賀湖東記念病院えん罪事件

東のエリアでは、神奈川新聞と、北の北海道新聞が異彩を放っていました。ただし北海道新聞では旭川医大取材問題で岐路に立っています。

こと警察不祥事の隠ぺいに関していえば、警察の隠ぺい力、メディアの取材姿勢の違いによって生じるものと考えたほうが良いと思われます。

特に東の大関、神奈川県警の不祥事は、ウイキペディアを参照していただくこんなにあるのか、驚かれると思いますが、まだメディアの知らない大不祥事
も内包していて、明るみに出た場合警視庁も巻き込み、鹿児島県警のスキャンダルなど吹っ飛んでしまいますよ。

内部告発つぶしは、全国で行われている、と考えたほうがよろしいでしょう。

Answer 3

北海道から西日本に移住しましたがこちらの人間は人と関わるのは好きな感じはします。

Answer 4

鹿児島県警の
不祥事は多すぎる・・・・

ダメダメです。

県警内ハラスメント処分17人
22年1月～24年3月分、
情報公開で明らかに 本部長、件数には触れず
「被害者に寄り添った対応をしている」と議会答弁
6/6(木) 15:30配信
南日本新聞

鹿児島県警の野川明輝本部長は５日、
県警内のハラスメントの状況について
「臨床心理士の資格を持つ職員による面接など
被害者に寄り添った対応をしている」

と説明した。

同日あった県議会本会議の一般質問に答えた。

南日本新聞が同日までに行った公文書開示請求では、
２０２３年は警察官２人がセクハラで減給の懲戒処分を受けているが、
県警側は言及しなかった。

【写真】県議会一般質問で答弁する鹿児島県警の野川明輝本部長
＝５日午後２時、県議会

野川本部長は
「被害者と行為者を引き離す配置転換に取り組んでいる」
などと説明するにとどまり、件数には触れなかった。

県警は今年２月、２３年の懲戒処分者を発表したが、
減給した２人は
「私的行為での処分で公表基準に当たらない」

として、内容を明らかにしていなかった。

開示文書によると、懲戒処分を受けたのはいずれも警部補。

それぞれ減給１００分の１０（６カ月）と同（１カ月）を受けた。
減給６カ月の警部補は２１年１１月に、
減給１カ月の警部補は２２年夏と同年１１月に、
いずれもセクハラをした。

所属や氏名は不開示だった。

開示請求した２２年１月～２４年３月の
懲戒、訓戒、注意の各処分を合わせると、
セクハラ９人、パワハラ６人。セクハラと
パワハラ、セクハラと不適切交際も各１人いた。

南日本新聞 | 鹿児島

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a0674350fa6d156f615deaa676a02c9002dd732

警察庁長官「捜査の中で確認」
…鹿児島県警本部長の「隠蔽」指摘に
6/6(木) 13:17配信
読売新聞オンライン

報道陣からの問いかけに応じず、
車に乗り込む野川明輝本部長（６日午前８時９分、鹿児島市で）
＝渡部優斗撮影

警察の内部文書を外部に漏えいしたとして、
国家公務員法（守秘義務）違反の疑いで
鹿児島県警の前生活安全部長・本田尚志容疑者（６０）が
逮捕された事件を巡り、
警察庁の露木康浩長官は６日の定例記者会見で、
本田容疑者が５日に開かれた勾留理由開示の
法廷の意見陳述で

「県警本部長が不祥事を隠蔽（いんぺい）しようとした」
と発言したことに関して、

「被疑者（容疑者）の主張については、
本件捜査の中で、必要な確認が行われていくもの
と考えている」

と述べた。

野川明輝本部長は６日朝、集まった報道陣の質問に対し、
無言を貫いた。

鹿児島市内の本部長宅前には報道陣約１０人が詰めかけ、
「隠蔽したのか」
「県民に説明を」
と呼びかけた。

これに対し、野川本部長はうつむき加減のまま、
県警職員が運転する送迎車に乗り込んだ。

この事件を巡っては、本田容疑者が勾留理由開示の法廷で
記者に書面を送ったことを認めた上で、

「県警職員が行った犯罪行為を、
野川本部長が隠蔽しようとしたことが許せなかった」

と述べた。

「記者であれば、
個人情報なども適切に扱ってくれる
と思っていた」

とも語っていた。

鹿児島簡裁は６日までに、
勾留継続を不服とした本田容疑者側の勾留取り消しを
求めた申し立てについて棄却した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc4fc53f33b6fcb93b2ea915985d02472c3ddd9b

もはや底抜け。鹿児島県警の内部文書漏えいは巡査長に続き、前最高幹部まで…あいつぐ警官逮捕。県警トップは前日の県議会で「不祥事の一因はコロナ」と答弁
6/1(土) 11:28配信

南日本新聞

前生活安全部長逮捕の概要を説明した後、
謝罪する西畑知明警務部長＝３１日、県警本部

鹿児島県警は３１日、職務上知り得た秘密を
職を退いた後に漏らしたとして、
３月まで県警本部生活安全部長を務めた
元警視正、職業不詳の男（６０）＝鹿児島市紫原５丁目＝を
国家公務員法（守秘義務）違反容疑で逮捕した。

県警は「捜査に支障がある」として認否を明らかにしていない。

最高幹部の一人である生活安全部長経験者の逮捕は極めて異例。

【写真】〈関連〉相次ぐ不祥事について
答弁する鹿児島県警の野川明輝本部長＝５月３０日、県議会

◇解説＝徹底検証急ぎ、県民納得の対策を

鹿児島県警の最高幹部だった一人が
内部情報を第三者に漏らしたとされる事件は、
逮捕直後とはいえ、動機や目的が全く明らかにされず、
県警が説明責任を果たしたとは言えない。

共犯関係にはないとしながらも、
４月には別の元巡査長が情報漏えい容疑で
逮捕されたばかりだ。

「県警の底が抜けた」
と言っても過言ではない。

徹底検証を急ぎ、県民が納得できる対策を
打ち出す必要がある。

４月以降、不同意わいせつと盗撮の疑いでも
現職警察官が逮捕された。

野川明輝本部長は３０日の県議会代表質問で
「コロナ禍で人間関係が希薄になったため」
と一因を挙げたが、県民からは

「本気で言っているのか」
とあきれる声が聞かれた。

今回の逮捕は
その発言翌日の出来事で、
自浄能力に疑問符が付く。

逮捕後の記者会見に野川本部長の姿はなく、
コメントが代読された。

県民はおろか、県警内部からも
「これまでの県警の謝罪姿勢こそ
現場の士気を下げている」

という不満の声が漏れる。

おごりはないか。

これ以上、県民の失望を広げるべきではない。

南日本新聞 | 鹿児島

https://news.yahoo.co.jp/articles/256d02c11d7f5e77b237f949671babe2adc32108