解決済み
一級建築士と大工の違いを教えてください。 先日知り合いと言い合いになりました。 私の見解は、建築士は設計をする人、法的な専門知識のある人、大工は実際作る人、です もちろん大工さんで一級建築士の資格を持っておられる方もおられますが、必ずしも必要な資格ではないと思ってます。 友人は、個人でやってる○○建築とかフリーの大工さんは全員一級建築士を有していると言い張り聞きません。 建設業の届けを出していれば営業はできるわけで、必ずしも合格率10%前後の難関の一級建築士を持っている人ばかりではないと思うのですが、本当のところはどうなんでしょうか?
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これは、あなたが正しい。 施主(建築物の依頼者)の要望を取り入れて、土壌、土地形状、 環境、強度、耐震性などを考慮しつつ設計する能力と、 設計図通りに施工する技術・能力は、全く別物。 実際に、設計する人と実際に建設施工する大工さんが同じ人という ケースは、ほとんどない。 今は、一般家屋建設でも、建設責任者、設計者、現場監督、大工さんは それぞれ別の人が担当する(現場監督と設計者が同じであったり、現場監督が 大工を兼ねていたりはあり)ケースが多い。 施工と設計が別物だからこそ、建築会社と設計事務所の分業が成り立つし、 また、建築会社内に設計事務所を置いていたりする。
なるほど:3
設計事務所勤務の一級建築士です。 質問者の方が正しいですね。 一般的に(業界的に)大工さんと呼ばれるのは、施工者側の人です。 いわゆる昔からいう大工さん(木造住宅などを建てる棟梁など)を指す場合も ありますし、大きい建物で造作関係の工事を扱う人を指す場合もあります。 これらの人たちは技能職、つまり職人さんであり、一級建築士は必要ない ですし、持っている人はかなり少ないと思います。 一級建築士は平たく言うと建築物の設計・監理を行う専門職です。 現在合格率1桁(10%以下)まで落ち込んだ国家資格では再難関の資格では ありますが、設計を行う人間にとっては「足の裏の米粒」と揶揄される資格 でもあります。 (つまり取らないと気持ち悪いが、取ってもどうということはない) 一級建築士は、日本では建築設計の資格では最上位であり、建築に関する 技術的な専門知識はもちろん、法的な専門知識なども持ち、様々な条件下 での建築物の設計を行ったり、現場の監理(設計図通りに施工されているか のチェック)を行ったりする人たちです。実際は弁護士や医師のように 専門性が細分化されているので、各自得意な建築の専門分野がありますが。 (意匠、構造、設備、建物の用途・規模など) 建築士は他に二級と木造があり、大工さんでこれらを持っている人はいると 思います。木造住宅レベルであれば、これらの資格でも設計できますから。 工務店で建設業の届を行い、建築士の免許を持って同時に建築士事務所の 届を行うことで、設計・施工の仕事を受けるというのはよくある形です。 (登記上は別会社だと思いますが。○○工務店と○○工務店一級建築士事務所など) ○○建築というのが、この工務店の場合で設計も行うなら、その会社の誰かが 建築士免許を持っていることになります。ですがそうでない施工のみの 個人工務店や、フリーの大工であれば、持ってないことの方が多いでしょう。
なるほど:1
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