商業簿記の会計期間は一年、それに対して工業簿記の原価計算期間は1ヶ月。 この1ヶ月は原価ボックスでいうと借方の当月投入であり、当月は1日から末日(30日.31日)です。もともと原価計算はこの1ヶ月の製造原価を計算しているので当然ですが原価差異も当月投入から発生したものを記載します。 なんか最初は違和感を感じるかもしれませんが、わかりやすく当月生産量は1,000個にして説明します。 ①月初がない当月投入だけの例 当月生産量 (当月投入)1,000個 完成品1,000個 ②次に月末仕掛品が存在する例 当月生産量 (当月投入)1,000個 完成品800個 月末仕掛品200個 この例でも生産量1,000個が原価計算の対象です。 ③月初仕掛品と月末仕掛品が存在する例 月初仕掛品200個 当月生産量 (当月投入)1,000個 完成品900個 月末仕掛品300個 この例でも当月生産量1,000個が対象でありこの原価差異を計算します。
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