仕訳日記帳は現金払いのみ記入すればいいですか？

Question

仕訳日記帳は現金払いのみ記入すればいいですか？

Answer 1

複式簿記でも単式簿記でも、必ずしもそうとは限りません。簿記上の取引をすべて記帳する必要があるためです。

仮に現金主義会計を採用しているのでしたら、現金払いをしたときは、払った日付で記帳して大丈夫です。でもそれは、現金払いのみ記帳すればいい、という話ではありません。現金払い以外でも簿記上の取引をすべて記帳する必要があるためです。

また、仮に現金の単式簿記を採用しているのでしたら、相手科目は現金固定です。その場合でも、現金払い以外の簿記上の取引についても必要なものは、現金の授受があったと仮定して、現金勘定を通して仕訳日記帳に記帳する必要があります。

なお、仕訳伝票を使っているときは、そもそも仕訳日記帳は無くても大丈夫です。その場合でも、「現金払いのみ」でよいかどうかは上記のとおりです。ご参考に、会計ソフトですと、仕訳伝票を使っていても、自動で連動し記帳されるはずです。

Answer 2

仕訳日記帳というくらいで、金額で表せる全ての取引を仕訳に変えて記録します。

現金払いのみを記入する帳簿の存在は聞いたことがありません。

現金の入出金を記入するのは現金出納帳です。

Answer 3

いいえ。すべての取引を計上します。