美容専門学校に通った生徒たちの半数は美容師にならないと聞きました。 何になっているのですか？ また、美容専門学校の授…

Question

美容専門学校に通った生徒たちの半数は美容師にならないと聞きました。
何になっているのですか？
また、美容専門学校の授業料が結構高いのも知りませんでした。偏差値とかはないのでしょうか？願書を書いてお金を振り込んだら入学可能？

私は美容室にこだわりはないので、安く切ってもらえるところに行っています。
数をこなしているせいか皆さん上手です。

Answer 1

結論から言うと美容学校の学科構成や、募集方針によります。

美容師科単科の学校や、美容師になるのが前提のコースだと９割が美容室に就職します。

トータルビューティで美容全般を学ぶ学科やコースだと、美容部員、ネイリスト、エステティシャン、ブライダルスタイリスト、ヘアメイクなどに分かれ、美容師は５割、それ以下になる事があります。

例：資生堂美容技術（HP中段就職実績）
https://academy.shiseido.co.jp/courses/hair-stylist-course/

上記の資生堂美容技術などは美容教育のしっかりとした真面目な学校ですが、学校によっては美容youtuberやインフルエンサーをほぼなれないのに目指すような学科・コースがあるような学校や教育内容ではなくキラキラした楽しさを前面に出し広告しているような学校もあり、そういったところだと、卒業時に美容業界を目指さない比率が多くなる学校もあります。

■入学に関して
偏差値はテストの成績などをもとに数値化されているものなので、多くの専門学校には偏差値は関係ありません。（一般比率の高い看護学校を除く）

また、美容師ブームが過ぎ去り、更に少子化の影響で全体の8割の学校が定員を割っています。なので、学校側は学生募集に必死で「願書を書いてお金を振り込んだら入学可能？」のは、ほとんどの学校では間違いではありません。

学校によっては倍率のある学校もあります、ただ3倍・5倍と高い倍率になる事はほぼ無く、1.1～や高くても2倍程度かと思います。

■学費について
授業料は他の専門学校とそこまで大きな差はありません。ただ、ハサミ、ドライヤー、ウィッグ、各種メイク道具など、他種の専門学校よりも教材・材料費が非常に高くなります。なので、2年間総額の学費としては全国平均で２５０～260万程度かかります。

■美容師の技術について
美容師さん毎に得手不得手と、お客さん毎の骨格・髪質があるので、技術的に自分に合う美容師と巡り合うのは実は結構難しいです。

いま通っている美容室、指名している美容師を貶める気は一切ありませんが幅広いお客さんに対応でき、悩みを解決できる技術・経験値がある美容師は基本的に価格帯が高く予約困難ことが多いです。

現在、特に問題やこだわりがなければ良いのですが、今後髪の悩みや印象を変えたい時は、美容室・美容師を変えてみるのも良いかと思いますよ。

Answer 2

美容系に限らず、専門学校の卒業生の多くは学校で学んだこととは無関係の仕事に就職しています。大抵は高卒と同じ待遇です。
就職先は現場作業員とか小売業の店員などが多いと思われます。

専門学校には偏差値はありません。ごく一部の特定の学校だと試験の不合格者が出ることもあるようですが、ほとんどの学校はお金さえ払えば誰でも入学できます。