簿記2級ネット試験についての質問です。 出題された問題の一つが全くお手上げで、解き方を知りたいのですが調べても似た問題…

Question

簿記2級ネット試験についての質問です。
出題された問題の一つが全くお手上げで、解き方を知りたいのですが調べても似た問題がありません。第5問で直接原価計算なのですが、売上高、変動費、固定費が提示されおり、損益分岐売上高や目的の営業利益時の売上高などを問う問題です。

よくわからないのが、変動費と固定費を足すと、提示された売上高を上回ってしまい…ということは当期は赤字ってこと！？

とわけがわからなかったのです。

私の文章もわけわからなくてすみません。有識者の方ぜひ教えていただければと思います…。この文章でわかる方いらっしゃるか疑問ですが…。

Answer 1

とりあえず適当に数字でも当てはめて考えてみましょう
株式会社Xという会社があり、商品1個を1000円で売っていると仮定します
商品の原価等は以下の通り(1ヶ月あたり)
製造原価
・固定製造原価 50万
(工場の減価償却費等、商品をいくつ作ろうと作らなかろうと変わらない費用ですね)
・変動製造原価 商品1個あたり500円
(原材料や直接労務費など、商品を使った数に応じて比例する原価です)

販売費・一般管理費
変動販売費 商品1個あたり100円
固定販売費・一般管理費 30万

この場合、損益分岐点の販売数と売上高を考えてみます
計算式などはテキストにあると思いますので省略しますが、考え方としては黒字でも赤字でもない状態にすればいいわけです。
商品1個を売れば1000円手に入りますが、変動費で600円原価がかかるため、1個あたりの利益は400円となります。
この利益を貢献利益といいます。
固定費は50万＋30万で80万ですから、貢献利益が80万を上回れば黒字、下回れば赤字となります。
従って損益分岐点の販売数は80万÷400ですから2000個となり、2000個売った段階での売上高は
2000個×1000円＝200万円となります。

ここまでは長い前置きでしたが、上記の例で1000個しか販売しなかった場合は計算は省略しますが40万円の赤字となります。
赤字となる設問は少ないですが、稀にそういうパターンもあります。

Answer 2

販売数が損益分岐点販売数量を下回ってたらそうなるっすね