回答終了
きつい言い方ですが「図書館司書」なんてただの紙ぺっらです。公立国会図書館や県立図書館の一部の図書館職員を除けば公立図書館(市町村立)で図書館員と呼べる人材と見たことがありません。欧米諸国ではライブラリアンと呼ばれる限られたスタッフだけが「図書館員」でありその他のスタッフは「図書館員」という称号を名乗ることは認められていません。利用者と接する接しないにかかわらず「図書館員」と呼ばれる方は少なくとも修士号の1つは持っています。そしてその分野と周辺領域の分野に関する深い造詣を持っています。博士号と別分野の修士号を両方持っている方も少なくありません。テクニカルサービスに従事されている「図書館員」も書誌事項について精通しているだけでなく、その図書館の収書方針を考慮した場合、この本はどこに配架されることが望ましい窯で考えて書誌事項を決めています。図書館の業務を覚える前に、図書館員に求められるスキルについて改めて認識することが必要です。「図書館員」を目指すなら首都圏にお住まいなら慶応大学や筑波大学の図書館情報学の修士コースできちんと図書館とは何ぞやから勉強した方がいいですよ。図書館司書は自動車教習所で云えば「仮免」テストの合格書以下の価値しかありません。 厳しいことの追い打ちですが、「図書館の業務を覚えるには何年くらいかかるのでしょうか?」なんてバカな質問してんじゃないよというのが実感です。「図書館司書ですがこれから図書館員を目指すにはまずはどんな勉強をしたら良いでしょうか?」程度の質問ができないなら「図書館員」は諦めた方がいいですよ。 図書館情報学のコースを用意している大学図書館を探して、「図書館司書を取得したのですがこれから図書館員を目指すためにはどんな勉強をしたらよいか見当がつかず困っています。私はそちらの大学の学生ではないのですが、相談にのっていただけないでしょうか?」と尋ねてみましょう。図書館情報学の修士課程を持っている大学図書館ならまず断られることはないと思いますよ。ぜひ頑張って本物の図書館員を目指してください。毒舌な回答で気分を害したと思います。でもね、公立図書館が民営化されてから図書館員が図書館から消えてしまっているんです。開館日数は増え、開館時間も長くなりましたが、真の図書館サービスができる図書館員がほぼ消滅しています。公立図書館から図書館員がいなくならないように頑張ってください。期待しています。
何年かかりますかね?判断のいらない定型業務であれば結構短期間で。判断が必要な、たとえば利用者が図書棄損した場合の弁済の要不要については、規則・適応事例の経験が必要なので、何年たっても難しい。図書購入の判断の決断も同様。レファレンスは、利用者のニーズの見極めが教科書通りにいかないので一生かかります。他の回答者さんご指摘の通り、業務はハウツーを覚えただけではだめで、状況に合わせた柔軟な状況判断ができるようになることが難しい。 業務の基本が自分一人でできるようになるのがそれだとしたら、新人の教育を引き受けるようになるのが1つの目安でしょうか。一般の企業の場合は1年。しかし図書館は、中々新人やってこないので、目安になりませんね。 次のステップは、部門の長になる時。業務の専門知識と対応力はもちろんですが、部門の管理統率が求められます。図書館システムの担当になった場合は、情報技術についての知識も求められ、システム開発業者への指示も求められます。 その上は、館長か、館長代理でしょうか。これには、図書館全体についての知識はもちろん、図書館業務で生じる様々な問題についての判断力とそれを決断するために必要な法律知識も求められます。又、予算申請・予算獲得が絡むので、教育委員会・市長・議会関係者との折衝が必要になるため、その方面の知識も求められます。 結論ですが、プロの図書館人になるには、一生かかります。 余談ですが、当方大学図書館の責任者をしておりました。責任者を拝命する以前から図書館の相談に乗っていました。特に、大学図書館では、教育絡みの著作権法の相談と判断を求められることが多く、図書館に代わって教授会で著作権法絡みの判断を求められることが多くありました。おかげで、著作権法にくわしい館長と呼ばれてしまいました。 図書館業務をこなすこと、それを新人に指導すること、外部からの図書館に関する講習会や講演会をこなすこと、図書館に携わるレベルにはいろいろあります。ゆえに、一生の仕事なのです。
図書館司書に限らず、業務というのは、初歩的なものから、徐々に高度な業務へと数年掛けて進んで行くものです。
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