高校教師になるには大学学部で教職課程を取り、教員免許を取ると同時に都道府県単位の採用試験を受けることです。あるいは私立高校ごとの採用公募に申し込むことです。試験は学部卒見込みでも修士修了見込みでも同じ試験ですから、合格するか否かだけです。 但し同級生に以前聞きましたが、採用試験に合格しても地方の場合空席を待つまで臨任などで過ごす場合もあるようです。地方の場合山奥や離島の高校赴任も覚悟が必要です。 大学院に進学するメリットは高校教員免許が専修になることですが、この資格はたいしてメリットがないようです。学部で採用試験に受からず、大学院に進学しても翌年に採用試験に合格すれば1年で退学する院生が時々いるようです。 なお採用試験に不合格でも非常勤や臨任なら出来るようです。またそれと同時に大学院を続けることも可能なようです。 私自身50年前に大学院後期課程に通いつつ、私立高校の非常勤講師も勤めました。その後短大の専任講師に就職しました。 英語や数学の専攻の場合は大学院後期課程まで行けば大学教員の道も開けます。今の所英語が最も需要が大きいと思いますが、数学も理系学部で必修なので需要は高いと思います。大学教員の採用は普通公募によります。
「大学院を出ないと難しい」というのは、大学院を出ないと職に就けないかという意味でしょうか。学部卒でも試験に合格すればいいわけですから、学歴は大卒でも大丈夫。なるだけだったら院卒の学歴はいらないでしょう。 大学院卒の学識があった方がいいか、という意味なら、あった方がいいでしょうね。教育行政、学校幹部、同僚から、大学院卒の方が敬意を持って処遇されるかという意味なら、そういう側面はあるでしょう。 詳しい統計は「学校教員統計調査」にまとめられていますが、最新の令和4年度版によれば、高校教員のうち大学院を出ている先生の割合は約18%で、年齢区分で見ると35歳から40歳が最も高く、約25%でした。統計にはありませんが、文系よりは理系の方がこの割合は相当高く、数学は概ね4分の1以上、年齢層によっては半分くらいは大学院を出ていると思われます。 この割合は年々高まっており、今大学を出るくらいの年齢の方が40歳代を迎える20年後には、高校の数学の先生は大体修士号を持っているという時代になっている可能性はあります。 また地域や学校によってもかなりの差があり、私の知る首都圏の私立高校だと、数学や理科の先生は既にほぼ全員修士以上の学歴、中には博士号を持つ先生もちらほらいるところもあります。 「教員は薄給」でしょうか?都立高校の先生だとヒラの50代の先生の年収は700万から800万、校長だと1100万から1200万になります。昔に比べると業務は多いし多忙であることは間違いありませんが、求められる学歴やなりにくさ(なりやすさ)を総合的に勘案すれば、私には結構お得な職業に思えます。
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高校の数学教師だと中学校よりな専門性が求められるかな,と思いますが,大学院まで修了していないと厳しいかと言われればそこまでではない。理学部数学科の1~2年次のレベルでしょうね。教育学部の数学科出身でも専門科目の成績が良ければいいでしょう。 なお,教員免許は学卒ですと一種免許ですが,大学院は専修免許が取得できます。ただ,持ってる免許の種別は教員採用試験の合否には影響しませんけど,,
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