意図的なのかわかりませんが、様々な文脈を含む対等という表現を過度に単純化して使っているので不自然に感じます。 例えば、看護師は医師の指示の下で医療行為を行うことが法律に定められていますので対等で無いとも言えますが、療養上の世話については、医師の指示は不要です。もちろん協力して行いますが。また日々の業務で医師に一つ一つ指示されて看護をしているわけではありません。 医師に比べて看護師ができる医療行為は法的に限られていますが、現場の問題として看護師が行っている看護について、医師は上手に行えるようなトレーニングは受けていませんので、医師が法的には認められていても、現実にできることは制約があります。 病院などの組織において、病院長は医師ですが、組織上看護師は看護部に所属していて、医師は診療部(医局)の所属なので、病棟で働く場合の医師と看護師は上司・部下の関係ではないので、それぞれが一職員ですが対等とも考えられます。極論ですが、大学病院のナースが多数辞めたら、医師が優秀でも診療報酬も入らなくなり、病院は潰れます。それは医師も同じ。 医師からの指示というのは業務を適切に遂行するための手段として存在しているのであって、ハラスメントが咎められるように、人格という点では皆、平等です。(もちろん看護師から医師のハラスメントもだめですね) 医師の学歴は高く、多くの知識や技術を持っている医師が多いのは事実で尊敬に値しますが、医師も尊敬するような看護師もいれば、わいせつ事件で捕まる医師もいます。 といった感じで、集団で見るのか、個人で見るのか、現実の問題なのか、法律や制度の問題なのか、どこに焦点を当てて話をするのかで、私でも結論は変わります。
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