ネットで調べると出てくる診療放射線技師の平均年収って公立病院とか大学病院の方が多くを占めているのでしょうか？ また、給料…

Question

ネットで調べると出てくる診療放射線技師の平均年収って公立病院とか大学病院の方が多くを占めているのでしょうか？
また、給料が高い病院の区分を教えていただきたいです。

Answer 1

こういう質問はあるあるですが、貴方が生まれた頃は診療放射線技師ってレア資格だったんですよ。名義貸しや有休使ってバイトに行けば5万円という話すらありました。そういう連中が平均年収を押し上げています。（同じ構造は理学療法士だのにもあります）同じ仕事をするなら給料高い処というのは自然なことですが、養成過程には上は旧帝大クラス、下は進学したけど資格持ちになれるほうが珍しいという学校まであります。社会常識として待遇や積み重ねるキャリアが同じというのが無理があります。頭の良い連中の養成過程の数は増えていません。増えなければ卒業してくる数も同じです。就職難なんてありません。有利な就職先の定年退職入れ替わり組に入るだけで良いんです。逆に底辺学校は数が増えたので、就職難です。要するに資格さえあればウェルカムの時代は終わりました。資格取ったら皆同じじゃありません。もはや履歴書一行資格の診療放射線技師が存在するお仕事です。

Answer 2

平均年収って公立病院とか大学病院の方が多くを占めているのでしょうか？
１．平均年収の情報元によります。

(1)技師会
技師会の公表するものは、日本診療放射線技師会に所属する人の中で回答した人です。見栄を張っている可能性は否定できません。
じゃぁ、日本診療放射線技師会に所属する人というのはどういう人なのかというと、どちらかというと「大病院グループに所属していない医療施設」に所属している方が多いです。
例えば国立病院機構とか、赤十字病院等の所謂大きな病院グループ(≠公立病院)は、「保険を自前でやれる」ので、技師会に加入しなくても保険に加入できます。大病院グループに所属or所属しないなので公立、私立は余り関係しないです。
逆に１つしかない市区町村等の自治体立病院だったり私立病院だったり、県立病院等でも１つとか２つしか病院がなかったりすると保険の母集団として適さないので、保険に加入するために技師会に加入するというインセンティブが働きます。

(2)賃金センサス
政府が公表する賃金センサスは広く「企業と地方政府」に調査票を送って回収する方式で統計を得ています。政府に虚偽報告することはないでしょう。税務署からお尋ね来たら嫌ですし。
1と違って、中央政府に所属する放射線技師のデータは「全く」入っていません。が、中央政府に所属しない放射線技師のデータは統計的にほぼ完全に捕捉されています。

給料が高い病院の区分
段違いで企業立病院が高いです。JR等の労災が多かった企業が「自社の労災」の面倒を見るために設立した「株式会社立の病院」というものが存在します。伝統もあり(今現在は株式会社は病院を新規に設立できない)、労災の面倒を見るという設立目的等から検査機器等も揃っていて、尚且つ「同じ株式会社の社員」なので、JRならJRの給与水準、福利厚生が受けられます。もちろん、一般の就職と同じで待遇は千差万別ですが。

むしろ、他の病院は基本給に差はほとんど出ません。給料が高い≒当直や残業が多い病院です。
当直や残業が増えると手当が乗るので、救急病院とかが多い傾向があると思います。

Answer 3

例えば、クリニックなんかで非正規雇用(パートやアルバイト)で安い時給で働いている人は、おそらく対象外になっているでしょう。
転職サイトなんかで出している平均年収だと400万円切ってます。

だいたい公的病院(公立ではない)に分類されているような病院は公務員給料表を参考に独自の給料表を作っているので、公務員レベルの収入は確保できるでしょう。
それだと、厚生労働省が出してる平均年収くらいにはなります。
見分けるには、200床以上であからさまな個人病院でない所なら、まぁだいたいその平均値くらいでしょう。
給料が高いというのは入ってみなければわかりません。
当直手当がめっちゃ高いとか、そういう話なので、そういう病院でも基本給は極めて普通とかですから。