先にご回答のお二方とも間違っています。 就職四季報総合職版の年収欄は、基本的に東洋経済から各社にアンケート調査を実施して総合職に絞った年収を記載しています。 回答を得られなかった上場企業に限り有価証券報告書の平均年収を記載していますが、有価証券報告書に記載される年収は会社ごとであり、上場していない子会社従業員などの年収は計算に入っていません。 子会社が上場していれば子会社もまた有価証券報告書を発行するため、これも計算には入りません。 自動車メーカーはほぼ毎年ほとんどの企業が年収のアンケート調査に回答しているため、その数字は総合職(技術職)の年収比較としてある程度の信頼を置いていいです。 で、肝心のスバルの平均年収ですがトヨタなど大手と比較すれば確かに低いです。 これは単純に売上高の規模が異なることと、グループ内での利益の出し方に違いがあります。 会社単独の営業利益率で言えば、円安の追い風によってスバルはここ10年ほど国内自動車メーカーでトップクラスですが、その利益を賃上げではなく新機種開発や設備投資に回す割合が高いということです。 大手と比べると少ない人数と限られたリソースでラインナップを揃える必要があるため、スバル、マツダ、三菱などの中堅メーカーは大手3社より給与が低いです。 またそもそも自動車業界は他の製造業に比べて収入は低い方です。 半導体、医療機器、産業機械、化学、素材など中堅完成車メーカーより小規模で給与水準が高い業界はたくさんあります。 これは同じ利益を稼ぐのに自動車はたくさん設備投資と人手を要するから。 ここから先は蛇足ですが…、平均年収はあくまで平均であるため、個人個人の年齢や職位、残業時間を考慮する必要はあります。 特に若手のうちは残業時間によって年収に差がつきやすく、年齢を経ると職位によって差がつきやすくなります。 平均的な昇格をできれば、平均年齢に達した時に平均年収に近い収入を期待できますが、昇格が遅れればその分収入は低くなります。
なるほど:4
四季報は、有価証券報告書の数ですよ。 つまり、該当年度フルタイム2/3以上時間契約の全労働者です。 よって、他社正社員で常駐している方々や出向を含んでいますよ。 要は、本体の正社員だけではないです。 IT業界が良い例ですよ。 一流IT企業の理工技術職だと、院卒は初年度額面から700を超えますよね。 そこに、技術者職とヒューマン系総合職と一般職です。 これが、本体の社員の平均となります。 が、有価証券報告書の分母は、SES企業から来る常駐派遣や受付の常駐派遣さん等を含みます。 その全てを分母として平均を出すので、本体の正社員平均からはかけ離れますよね。
ありがとう:1
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