プロジェクトによりけり、部品によりけりです。 例えば完全新規のプロジェクトの車体設計の場合、99%以上は社内で設計することが多いです。 ここでは理想を追求する、ができれば一番良いですが、同じ構造や部品を他のプロジェクトに展開予定ならそれを睨んだ設計を進めることになります。 とはいえ、車体に使用するネジまでゼロから設計することは基本的にありません。 購入品をそのまま取り付けます。 この購入品はカタログ品もしくは過去に発注した実績のある仕様のものを使いますが、材質が変わるなどしたら必要なタイミングで新しい仕様のものに変更されます。 また、完全新規でも小さいブラケットや補強など過去車種から流用できるものがあれば使います。 大物の部品は車種ユニークでも小物部品は共通化することで型数を抑えてコストの上がり幅を小さくします。 完全新規ではなく、兄弟車や仕様追加、モデルチェンジなどの場合には設計は社内でモデル作成は社外のパターン、設計からモデルまで子会社が一括のパターン、設計を子会社でモデルを社外に出すパターンなど様々です。 生産を担う会社が設計部隊を持っていることもあるためこれも時と場合によります。 例えは車体でしたが、これをパワートレインに置き換えても同じです。 装備は購入品の割合が高く、特に電子装備品やシート、ライト、タイヤ、ブレーキ、サスペンションなどTier1が強いところは完成車メーカーは仕様を決めるに留まり社外で開発設計生産までを一気通貫することが多いです。 車両全体がオールニューでも設計に社外の手が全く入っていないプロジェクトは存在しません。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
自動車メーカー(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る