解決済み
小論文の添削をお願いしたいです。推薦入試で小論文があるのですが、小論文をほぼ書いたことがなく正解がわかりません。テーマが文章と合っているのか、文法、構成などみてもらいたいです。特に最後の結論の部分にはなにを書けばいいのでしょうか? また文字数が全然足りないのでそこもアドバイスほしいです。ひどい文章ですがよろしくお願いします。 テーマ: 2030年での企業環境はどのようになっているか。どうすれば生き抜けるか。 ********* 日本の最低賃金が時給1000円を超えたというニュースが今年あった。また、2030年までには1500円を超えるようになるともいわれている。ただし、一人当たりの賃金が高くなることは労働者にとっては良いことであるが、企業側からするとそれはデメリットしかない。企業が雇用者に払う賃金が高くなるほど、企業に大きな負担がかかることになってしまうため、雇用者の数を減らさざるを得ない。 雇用者数が減ることは企業を支える力が弱まってしまうという負のスパイラルが起きてしまう。よって私は2030年での企業環境は今よりも悪化していると考える。企業がこの負のスパイラルから抜け出す方法として海外への進出をするべきだ。海外への進出が企業環境をより良くする理由は2つある。 一つ目は、安い賃金でたくさん人を雇えるからだ。東南アジアなどの地域は日本と比べて一人当たりの賃金が低く、人口も多いため、効率良く労働者を雇うことができる。私は実際タイにあるトヨタの会社、そして工場を見学した経験がある。そこでは日本人だけでなくたくさんのタイ人が働いているのを目の当たりにした。日本人だけでなく、外国人労働者を雇うことによって、人件費の削減ができるため、より多くの労働者を雇うことができる。 二つ目は、日本国内だけにとどまらず、海外に自分の企業を知ってもらうことができるからだ。海外のさまざまな場所に支社や支店を置くことによって、より企業に利益をもたらすことになる。日本各地に店舗をもつ無印良品は、「MUJIRUSHI」と して海外に支店を置き、日本人に限らず、世界中に愛されたブランドになった。 たしかに海を越えた企業活動は国内と比べて容易ではない。海外へ行くには時間やお金もかかり、言語の壁は大きな障害となる。しかし、ビデオチャットを活用すると、たとえどんなに離れた国でも時間やお金もかけずに会議することができる。また、言語に関しては日本語を話すことのできる現地人を雇い、AIの自動翻訳機能などを有効活用することで言語による障害はなくなる。 今では数多くの日本の大企業が海外進出をしている。企業環境の悪化から抜け出すためには海外進出をするべきだと考えた。
277閲覧
序論は、これから話すポイントはこれですよと示す段落です。 まず、何について記述するのかの明確な軸が見えません。 金の話なら売上-経費=利益ですから、賃金増える→経費が増える→利益が減る。で、どうする?というふうにもっていけばいいわけです。あなたの文書だと、賃金増える→経費増える→利益確保するために雇用を減らす→人が少なくて企業が弱る、というお話。これは正直企業環境というよりは、単なる経営判断のミスでしかありません。 また、賃金が増える→雇用を減らす→雇用者が減る→支える力が弱いとしています。であれば本論は、雇用を減らさなければならない状況で支える力を強くするにはどうする?という話にすべきなんです。あくまでも、序論で書いた内容から展開していくのです。海外進出しても、賃金も雇用も支える力も何も解決しないわけですから、まとめで何を書いたらいいのかわからないということになるのです。 次に。推薦と書いていますが、大学の学部入試でいいのでしょうか?事由の1,2は、高校生ならしょうがないかな?と思うレベル。企業の採用試験以上だったら、内容が甘すぎて勉強してないと判断するレベルです。 そして、反論は無理に書く必要はありません。反論は、あなたの説明に対して突っ込まれるであろう部分を想定し、先に叩き潰しておくことで説得力を増す部分です。これの使い方が非常にめんどくさいのです。 問題は企業環境はどうなる?生き残るためにはどうする?です。あなたはこれに海外進出を主張し、2つの具体的理由を書いた。本来、反論は、主張が間違ってんじゃねーの?という意見に対する反論、もしくは、主張はいいけど具体的理由がおかしいんじゃねーの?という意見に対する反論です。ですので、海外進出していいの?、もしくは、海外進出するのは良いけど具体例がおかしくね?という内容に答えなければなりません。 あなたが書いたのは、海外進出するけどこういう面倒な事もあるというお話。海外進出の有無でもなく、折角記載した具体例に一切関係ないので、全く意味の無い文章でしかないのです。 反論は本当に面倒なのよ。そもそもの反論をここに入れたら浮くし、具体例1,2の片方に答えると片手落ち、2つ書くと文字数が・・・となる。じゃぁ、具体例の中に反論入れる?となるとそれもそれで・・・となる。個人的には、別段問題に指定の無い限り、反論は書かない方が良いと思っています。事実のゴリ押しで終了させた方が楽です。 じゃぁ、どうすんの?という話ですが、一旦、小論文の型を忘れてください。序論・本論・反論・まとめの構成でやろうとするからきついのです。こういう型は「○○についてどう考えますか?」「あなたが努力した事は何ですか?」という明確な正解がないものには有効です。 しかし、今回のように答えるべきことが明確に記された問題や明確な知識や根拠に基づいて記載しなければならないのは、小論文の皮をかぶったレポートだと思ってください。型にはめようとするのは正直無理があるのです。 ということで、素直に問題の誘導に従ってみる。 今回の問題で答えるべきことは 1.2030年(数年後)の企業環境はどうなっているか? 普通は、現状→予測もしくは、予測→その根拠(現状)書きやすい方でいい。 2.その環境下でどうすれば生き残れるか? この2点です。 何について書くかを自分の中で明確にして整理すると ※企業環境=金に焦点を当てるバージョン。 ここ数年、最低賃金が上昇を続け、今後もこの状況が続くと思われる。企業を維持するには一定の人数が必要だが、賃金が増える事により企業の収益は悪化する。 となると、売上を維持したまま利益を上げるなら、人を減らしても問題ないようにする。もしくは、人は維持するためには、売上をあげなければならない(となると、海外進出に繋げられる) ※企業環境=人に焦点を当てるバージョン ここ数年、少子高齢化(労働人口の減少)に伴い、新卒求人倍率が増加を続けている。企業を維持するには一定の人数が必要だが、採用できる人数が少なくなると見込まれる。人が少なければ企業を支える力が弱まることになる。 となると、人が少なくても維持するにはどうする?もしくは、採用を増やすためにどうする?という話にもっていける。 っと、もっと何について話をしているかが明確に分かる文章になります。 ということで。 問題文の誘導に素直に従って書く。小論文の型は気にしない。 何について書いているかをもっと明確にする。 全体をその話から外れないように気をつける。 ここに気をつけて、もう一度書いてみてください。
ありがとう:1
< 質問に関する求人 >
無印(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る