解決済み
PDCAと継続的な改善が多くの企業の方針です。PDCAを回すという作業自体や今ある現状を改善し続けるという経済活動がイノベーションにブレーキをかけていることも事実ですし、日本経済の停滞を招いているとの意見があります。このことこそが貴殿の意見と同じ内容だと思います。 経済モデルが多産多死でもいいから、お金を集めてやってみると言うやり方ができない企業ばかりなので、革新的なサービスや製造を産み出すことができない。よって先行者利益をモノにする機会が少なくなることにつながります。 韓国や中国企業の製品やサービスの失敗を指摘して溜飲を下げる方が多々いっらしゃいますが、多く失敗した製品群やダメだったサービスが発生した反面、スマホや家電や電気自動車では韓国系や中華系が奮闘しているのも事実です。
> 開拓者のように利益の総取りは難しくなるんでしょうか? =>何を指しているのか、不明です。 今は、科学技術が高度化して、新たな科学技術を生むには、それなりの投資が必要です。その新たな科学を、実用にまで持っていくには、キャザムと言われる崖を乗り越えるのに、それなりの投資が必要です。 良い例が思いつきませんが・・・・ 例えば、iPS細胞は、2006年に発表されましたが、実用では、癌化の問題があってなかなか実用に至りません。筋の悪い技術とも判断されます。 例えば、癌の免疫治療薬の基礎研究として、ノーベル賞を取った本庶佑教授の研究は、2018年には実用化され、今は、治験の最中です。実際、皮膚細胞の系統の癌には10%~40%?程度の効果が認められるようです。 日本の場合は、海外からの投資を呼び込めず、どうしても投資不足になっています。 Amazonなどは、当初は、10年以上、赤字を計上し、システムや物流などに莫大な投資をして、サービスインフラを築きました。その基盤により、今は、SaaSなどのサービスを展開する巨大企業になっています。 >日本は寄ってたかって同じものを洗練していく文化なので開拓者のように利益の総取りは難しくなるんでしょうか? =>科学や技術は、先人の肩の上で、その対象の科学(Science)・技術(Technology)を洗練し、その応用技術(Engineering)で実用に向けて、精錬 refine・調整 adjustしていくことになります。 日本人は、ご指摘の通り、refine, adjustの能力に長けている民族のような気がします。 新しい科学、技術的な要素の発見 Findingは、継続的な観察や考察が生むとは思いますが、そのFindingがモノになるかは、継続的な投資が必要です。 継続的な投資ができていないことに、一部、問題があり、なかなかキャザムを乗り越えられない状況があると思います。 青色発光ダイオードを実用化した中村修二教授は、資金豊富なアメリカを拠点にしていますね。 =>日本の場合、科学(Science)・技術(Technology)・応用技術(Engineering)をやることに、インセンティブが弱くなっている感じがします。理系がイノベーションを引っ張っているとまでは言いませんが、理系はオタクで暗い職業で、文系は儲かる職業、みたいなイメージが、バブルの頃から継続している感じはします。 理系の一流大学を出ても、給与の高い金融業にいく学生は、少なくないと感じます。 アメリカでは、科学(Science)・技術(Technology)・応用技術(Engineering)を重視して、教育現場で、STEMなどのキーワードで、強調していますね。 日本も、STEMを意識して、教育から変えていく必要はあるかもしれないですね。あと、アントレプレナー教育も必要っていわれています。
全然そんなこと無いですよ。 長期に不況が続けば需要が拡大しない状態なのですから、積極的に投資をする経営者は淘汰されることになります。
バブル経済が終わるまでは、設備投資を積極的に行う企業がたくさんあったんですどね。 デフレ経済になって、より深刻な投資不足になっているので、イノベーション=技術革新を積極的に行う企業がなかなか出てきませんね。
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