製造業で在庫整理をして材料を廃棄することの財務諸表に影響を教えて下さい 簿記とか財務諸表というものに疎いので教えて…

Question

製造業で在庫整理をして材料を廃棄することの財務諸表に影響を教えて下さい

簿記とか財務諸表というものに疎いので教えて下さい。詳しい方に上手く聞きたいことが伝わるのか自信ありませんが、そこはご容赦ください。

製造業で
「5年以上使用されていない不動材料や年間使用量に対して在庫量が多すぎる過剰在庫を廃棄整理（リサイクルとしてリサイクル業者に買い取ってもらう）することは、
製造原価？売上原価？として財務諸表にどの様な影響を与えますか？

これらの廃棄整理により、期首材料棚卸し残高が減るので、仮に同じ売り上げ額で、廃棄整理を行った場合と行わなかった場合では帳簿上の利益が増えることになると想像するのですが合っていますか？

補足

回答いただいた皆さま、ありがとうございます。
当期においては利益は減るでしょうが、次期を見たらいかがでしょうか？

Answer 1

リサイクル業者に引き取ってもらう際は、在庫として計上される単価より低い金額で単価を設定すると思います。そういった場合、本来は在庫金額分をまるまる売上に計上出来たのに、損が出る形になりますね。(例えば100円で在庫計上していたものを、80円でリサイクル業者が買い取るとなると、20円が損になりますよね)

そのような場合、材料(棚卸資産)は財務諸表上金額が減りますが、材料を廃棄した際の損(過剰材料の在庫金額-リサイクル業者の買取金額の損額)を、棚卸資産除却損/または棚卸資産売却損として計上します。その為、帳簿上の利益は増えず、損失が増えます。

Answer 2

期首の棚卸し残高が減って利益が増えると言うのは間違いだと思います。
正しくは、期首にたいして期末の棚卸高がへるので、売上は同じでも多く材料を使ったことになるので、製造原価が上がり、利益は減る。だと思います。

Answer 3

通常は①のやり方が普通かと思います。在庫が減り特別損失が増えますね。
①材料を減らして棚卸資産廃棄損に計上します。
普通の場合、仕訳にしたら下記なります。

棚卸資産廃棄損(PL特別損失)/材料

②既に期首では下記の仕訳がなされています。

期首材料棚卸資産(PL売原)/材料(BS)

なので、期首から減らす場合は、売上原価を減らして特別損失に振り替えます。

棚卸資産廃棄損(特別損失)/期首材料棚卸資産(PL売原)