「アクセンチュア」など、外資系のコンサル会社は入社一年目でも年収が750万円程行くそうですが、それだけ学歴や中途採用なら…

Question

「アクセンチュア」など、外資系のコンサル会社は入社一年目でも年収が750万円程行くそうですが、それだけ学歴や中途採用なら優秀な方が集まっているということでしょうか？

Answer 1

アクセンチュアに絞っての回答とさせていただきます。

転職エージェントに登録してみるとよく分かります。

スキルが乏しい状態で登録していてもアクセンチュアからのスカウトがバンバン来ます。

つまり、募集の時点では優秀な人材のみを対象としている訳ではないということです。
ただし、間口が広くても最終的に優秀な人だけ雇えば良い。そうかもしれません。

では今度は、アクセンチュアそのものに目を向けてみましょう。

アクセンチュアは一般の日本SIerが下請けに委託するような仕事も含め、自社で一気通貫でやることを強みとしています。(アピールしています。)

日本のSlerの多重下請け構造は至る所で批判されていますから、その問題を解決するためのアプローチとして、一見素晴らしく見えるでしょう。

しかし、裏を返せば下請けにやらせるような仕事(システムのテストなど)を自分たちでやらねばならない可能性が高くなるということです。

いくらアクセンチュアと言っても、下請けにやらせるようなことだけやっている人たちに年収750万を与えることは厳しいので、例えば、マネージメントや上流工程を担当できる人だけが昇進・昇給していきます。

つまり、入社1年目(中途)で年収750万円に到達する人もいるが、その裏には到達しない人が大量にいるということです。

ですから、「優秀な人材が集まっている(多い)」というよりは、「優秀な人材もいる」くらいの方が適切な表現です。

改めて整理してみると、どんな会社にでも当てはまりそうな結論になりました。

また、アクセンチュアジャパンは近年で大量に採用を増やしていますから、その観点で考えても優秀な人材の割合は減っていますね。

Answer 2

それはキャリア採用ですね。経験者採用です。